や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

最後は「H2」ですらないドラマ

人間は己の想像をはるかに越えるものを見たとき、途方に暮れる。所謂お手上げ状態というヤツだ。ばんざーいばんざーいばんざーい
まさかここまで原作を蔑ろにするとは思わなかった。最終回はさすがに野球シーンに時間をかけると思いきやいつも通りの高速野球。原作ではもうラストシーンのはずなのに時計は22:20という異常事態。先週だかにあった「丈夫な嫁さんをもらえよ」というセリフが今週への伏線になると思いきや、見事にスルー。原作では春華に「長生きしろよ」と声をかけるシーンがあって、それが良かったのに。
これ以降は完全にタダの青春ドラマ。ラストまで見て大爆笑。これで「原作:あだち充」はあまりにもあだち充に失礼だ。DVD-BOXの発売予告なんてしている場合ではない。
と、ここまで散々文句を書いてきたが、原作がもともと何度も読むことで理解できてくるようなラストなので、ドラマ化の際に一度見ただけで誰にでもハッキリとわかるストーリー展開にしたかったのかもしれないと思うようになった。が、それはそれで原作を掲げるべきではないのに変わりはないわけで。