や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

Canvas2 最終回

吉田玲子を結構買っていた。「幼馴染みでお互い好きだったのに気持ちに応えることができなかった。しかし、数年のときを経て、お互い教師として再会し、少しずつではあるけれどもお互いの想いを確かめ合い、ついにもう一度告白」という恋愛ドラマの流れをしっかり描いていたと思うし、一方で「絵筆が握れなくなった主人公浩樹と赤色絵の具を使えなかった主人公の従兄妹にして妹的存在エリスがそれぞれ負った心の傷を克服して新しい一歩を踏み出そうとする」という成長ドラマもよく描いていたと思う。それが前回までのあらすじ。今回、エリスがついに赤い絵の具を使って真紅の天使の絵を書き上げ、パリに旅立つ。その絵を見た浩樹はエリスの気持ちに応えるかのように握れなかった絵筆を握って絵を描き始める。あぁなんて美しい兄妹愛なんだ。浩樹の絵が完成し、エリスの出発にギリギリ間に合い、エリスに自分の絵を見せる。そこにはエリスの描いた天使と対になるような構図の、青を基調とした色彩で描かれた天使だった。と、ここでストーリー的には最高潮。心の傷を克服して新しい一歩を踏み出した浩樹とエリスはそれぞれの道を歩みだす。そう、これは兄妹の成長物語で、幼馴染みのラブストーリーなんだ・・・のだとラスト5分前?いや3分前まで思っていた。ラストシーンのあだち充「みゆき」すら可愛く見える超展開振りに私は文字通り( ゚Д゚)ポカーン。若松兄妹だって鹿島みゆきにはフツーの絵葉書で結婚報告したんだぞ。あのラストシーンはどうなってんだ吉田
もう寝よう。ナニこんなにアツく語ってるんだ。みんなドン引きだよね。多分4〜7月期もこんな調子です。