西遊記

ウチャーンのアクションが目的で見たのだが、あまりにチープなセットと海外までくんだ意味があるのかどうかわからないロケ、あまりにも突き抜けた脚本、エウレカセブンかと思わせるボード型筋斗雲、がなるだけで薄っぺらいキャラの孫悟空、全てが想像以上のクオリティだった。主要メンバーの中で一番年上なハズの内村光良が一番アクションのキレが良かったというのもさすがというかなんというか。
原作を結構無視しているところとか、脚本から鑑みるに、製作サイドは既存の西遊記とは全く違うものを作りたかったのだろうけど、三蔵法師を女性にやらせている時点で全く斬新ではなく、過去のドラマの呪縛に縛られている感が強い。原作どおり三蔵法師を男性にやらせた方が斬新というのもアレだが。いっそ「最遊記」ばりにブッ飛んだ方が面白いかもな。イケメン集結西遊記。
なんかこのドラマを見ていると、アニメの「こいこい7」を見ているような感覚になる。ウチャーンのアクションシーン以外を見るのがツラい感じで。