や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

篤姫 最終回

今まで一度も書いたことはなかったが、ちゃんと一年通して見ていた。序盤は結構眠い部分もあったのだが、徳川家定役の堺雅人が登場したあたりから面白くなってきて、その後も個性的な脇役陣のおかげで(あと面妖な演出とか音楽とか)最後まで楽しめた。どんな場面でも高畑淳子が全て持って行く。
最終回は30分も延長していたがそれでも終盤は急ぎ気味の展開だったと思う。それこそ先週のエピソードを簡略化してでもじっくり描いてほしかった部分はある。が、篤姫に関わった人々のその後と言った要素が強いので単体のエピソードとして掘り下げにくいのかもしれない。
このドラマで小松帯刀の名を初めて知った人は多いかもしれない。実際私もそのクチだ。最初はその活躍っぷりと名前の知られなさっぷりから物語上の人物かとも思っていたが、実在の人物ということで。しかも功績を辿って行くと日本史の教科書に載らないのが不思議なくらいなのだが、明治に入ってすぐに死んでしまったのと、実際歴史上の出来事に関わってはいるんだろうけど実行者というよりプロデューサー的な立場なために名前が出て来なかったのかなぁと予想。