や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

あんまり最近のゲームがつまらないと思ったことがない

自分が金出して買ったものだから楽しめるだけ楽しみたいという気持ちがあるからなのか昔も今も漫然と「最近のゲームが面白くない」と思ったことはない。たいてい何かしら見るべきところはあるし遊べた。多分箸にも棒にもかからないような作品は目に入らなかったのか、雑誌記事で見たとしても多分無意識のうちにスルーしていたんだろうなぁ。それで見逃した名作も多かったがなー。
とは言っても、昔と同じ気持ちで今のゲームに取り組めるはずもなく、情熱という面では確かに冷めているかもしれない。でもそれは、これまでに数多くの作品に触れてきたことによる慣れや感覚の麻痺があるし、攻略のヒントが得やすくなった環境もある。実際ちょっと詰まるとすぐブラウザを立ち上げてしまい、ハッとして慌てて閉じたりする。別に攻略情報がネットですぐに入手できてしまうことを否定している訳ではない。実際「世界樹の迷宮」の最下層とかさすがに心が折れたからなぁ。そういう意味では先人たちが解き明かした情報はありがたいし、各々が知り得た情報を持ち寄る楽しみはむしろ今の方がより強いはず。あーでも楽しめるのはリアルタイムで祭りに参加できた人だけだけど。
この倦怠感みたいなものは遊んだタイトルが増えれば増えるほど、テクニックが向上すれば向上するほど強くなっていくものだろうから、これを打開するものは今までの経験が全く通用しないくらい斬新だけどちょっとだけ今までの経験が生かせ、かつ魅力的な内容というかなりハードルの高いものになる。そんな歴史年表に載るようなゲームが年に何本も出るはずもなく、そしてそんなバクチをメーカー側もポンポン打つはずもない。全く打ってもらえないのも困るけど、一本の実験的なゲームに対して普遍的でカタイネタの作品をn(nはそのメーカーの資本金の1000万分の1くらいか)本出してようやく成立するくらいだろうから、何も考えなかったら倦怠感はなくならない。だったら手を出していない領域を掘るか、遊んだ作品のよかったさがしをしてその部分を味わい尽くすか、という行動に動かなきゃ楽しめないよなぁ。後者でメジャーなものは制限プレイになるか。なんか内容が変わってきたのでこの辺で。