や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今週の「つねたん」

もはや新撰組内だけでは済まされない、「新選組!」始まって以来のオールスター総出演!関東と関西を股にかけたスケールのでかい男女の修羅場。直前の回まで非常にシリアスな展開を見せていたのに、まるで何かを発散するようなこれ以上にないくらいの三谷劇場は清々しいまでに笑いのエッセンスを詰め込んでいる。
今週は45分全体にわたって見所が多かったため、ポイントを絞って感想を書いていく。
・深雪太夫に敬語キター
未だにどういう関係なのか良く分からない近藤サンと深雪太夫。男と女の関係だとしたら、深雪太夫に対して敬語で話す近藤サンの神経がいまいち分からない。下品を承知で言うならば、ヤッたのかヤッていないのかはっきりしやがれ!
・フッキー×沢口靖子キター
ついに実現した吹石一恵×沢口靖子。間に挟まれた沖田の顔が妙に血色が良いのは置いておいて、沖田がひでのことを手紙に書いていたのが意外だ。しかもカワイイと書いているらしいが、この辺はみつの方便のような気もするので断定はしない。そしてお約束どおり舞い上がって人の話を聞かないひで。「お姉さんが私のことカワイイって。」3回くらい聞くと正拳突きしたくなりますね
・源さん大活躍キター
主君のためなら特に好きでもない大福を頬張り、主君の愛人の手を取り、「この年になって初めて恋を知りました。罪でしょうか。」と言ってしまう。前にも書いたけど、彼こそ本当のサムライだよ。ラストサムライだよ。武士道ここにあり。こんな形で武士道を感じてしまうのもどうかと思うが。
・マイナス思考はじめちゃんキター
義理人情に厚く、ちょっと不器用で、3年前に借りた金をきちんと返す律儀さを持ち、顔がオダギリジョーという非常に好感の持てる人なのに、ちょっとだけ(じゃないが)マイナス思考なはじめちゃん。「俺のせいで・・・」だけでオダギリジョーを使い倒す大河ドラマはやはり贅沢だ。
山本耕史鼻血キター
昭和を知るものには懐かしい「ちょっと待ったー」コールに始まり、深雪太夫に迫る土方。すんなりと抱き合う深雪太夫(演技派)。あぁ、もうこれはコントだ。そして源さんに殴られる土方。そして非常にチープな鼻血くっつけている垂らしている土方歳三。最高すぎる。もはやこれは三谷劇場以外のなにものでもない。
俺はこんなドラマが見たかった!今日ほどドラマというものを楽しんだことはない。このドラマが大河ドラマだということすら忘れていた。これは間違いなく三谷ドラマだ。それ以上でもそれ以下でもない。今日のエピソードは保存しておくしかない。
そういえば、つねたんについて何も書いていないな。まぁいいや。つねたんハァハァ