や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ファイナルゴジラは速い! 100M3秒台!

そうか、ジャパニーズガッジーラになってしまうのか。このニュースを見た人のほぼ10割が、ハリウッド版「ゴジラ」を思い出したのではないかと思う。パニック映画としてはローランド・エメリッヒ作品らしく、何も考えずに見られる作品だったのだが、別にゴジラである必要はなかった。原潜の魚雷で死んじゃったし。中途半端な怪獣だな。
しかし驚くべき部分は他にある。以下の引用

ラストゴジラは、躍動感あふれる動きで10頭以上の怪獣と戦い、ファンに別れを告げる。

10体以上!これほどの数の怪獣が出てくる映画は「怪獣総進撃」以来ではないか。「怪獣総進撃」はゴジラアンギラスラドンモスラバラン、マンダ、クモンガ、ミニラ、ゴロザウルス、バラゴンがキングギドラリンチする映画。キラアク星人との決戦で富士山のふもとに怪獣が集結するのだが、最初に登場するのがゴジラではなくミニラ。そのミニラに呼ばれるように登場するゴジラという親子演出まっしぐらユルユルゴジラシリーズのある意味象徴なのだが、この怪獣たちはすべて小笠原の怪獣ランド職員が操っているので上記演出もすべてヤラセ。なんて映画だ。
怪獣総進撃」は10体の怪獣が協力して1体の怪獣を倒す作品だが、今回はゴジラ1体が10体以上の怪獣と戦うらしいので、行き着く先は「宇宙怪獣ガメラ」みたいな作品になるのではないかと不安になってしまう。過去映像の継ぎ接ぎになることは絶対無いだろうが、ストーリーなんてないに等しい、ただひたすらアクションシーンだけが延々と垂れ流される「ウルトラファイト!」みたいな映画になってしまうのだろうか。ということは1984年の時みたいに原発を襲って放射線を浴びてラリるゴジラはもう見られないということか。今回のゴジラ健康に気をつけてそうなので、まぁないだろう。
日本のローランド・エメリッヒとなってしまうのか。北村龍平の明日はどっちだ。