や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

キャリスタさん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000002-flix-ent
「Ally McBeal」というのはストーリーの安定度と主演のキャリスタ・フロックハートの健康状態が見事にシンクロしていて、第2シーズンまでは面白かったんだけど、第3シーズンでのレギュラーキャラであるビリーの変貌っぷりに加えて突然死亡する超展開に加えて、ビリーが通っていた自己啓発(?)セミナーに興味本位でついていって紆余曲折あった後に参加者全員で「ムスコ!ムスコ!(英語だと「Penis!」とか「Dick!」だったんだろうか)」と叫びだすなど前シリーズよりもあからさまに下品なところがあったりして崩れ気味になってくるとキャリスタもなんかスレンダーというよりもガリガリに近い状況になってきてアヒル口の存在感が際立つ結果に。
第4シーズンは途中まで面白く、リチャードとジョンがメインのエピソードを作れるほどキャラ、ストーリー共に円熟してきたのだが、キャリスタの相手役のロバート・ダウニーJr.が麻薬で逮捕された後はストーリーの変更を余儀なくされたためか消化不良気味の結末に。
ファイナルシーズンに至っては脚本のデビッド・E・ケリーがテンパってしまったのか、悪い意味でストーリーが二転三転して出演者に「彼(デビッド・E・ケリー)は何がしたいのか良くわからなかった」みたいなことを言われる始末。で、最終回もアリーはあんまり幸せそうじゃなかったしなぁ。ホントのところ第4シーズンで締めたかったんだろうなぁと思ってみたり。そのころはキャリスタの心労がピークに達したのか、アリーが全く登場しないエピソードもあって、その回はネルとエレインが友達になるんだけど、これどう考えてもネルじゃなくてアリーをもってくるべきだよなぁと思っていたのでやっぱりキャリスタはお休み状態だったんだなと。このときのキャリスタはドンドンやつれていっているように見えてますますアヒル口が目に焼きつくように。
なので、今こうしてアヒル口がおとなしくなったキャリスタを見ると、「あぁ元気になったんだ」とか「お疲れ様」とか、そういう言葉をかけたくなってしまうだが多分それは余計なお世話。