や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

VS.スーパーマリオブラザーズ

最近のゲーセンにはレゲーのNin1みたいなものが多くなってきて、その中に入っていた。スーパーマリオブラザーズといえば説明の必要がないくらいの名作であるが、本作がアーケード仕様として市場に出回っていたことはあまり知られていないような気がする。
本作は単なるスーパーマリオブラザーズのアーケード移植に見せかけて、実はアイテム配置やマップ自体が大きく変わっていたりする。そもそも1-1からしてアイテム配置が違う上、敵も多い。1-3にいたっては早くもBダッシュジャンプ前提のマップ構成になっていたりする。そう、本作はスーパーマリオブラザーズの画面でありながら難易度はスーパーマリオブラザーズよりもはるかに高い。さらに、3-1の無限1up等の機数稼ぎ箇所がほぼ皆無になるよう調整されている。これは仕方のないところか。かといってスーパーマリオブラザーズ2のようなこのテクニックを使えば越えられるというわかりやすい意地悪さでもない。ものすごく微妙な意地悪さ加減なのだ。ホントにいやらしいマップ構成になっている。
しかもタイムの減りがスーパーマリオブラザーズの1.5倍くらい早い。そのために普通の面でも結構急がないとすぐ残り時間がなくなってしまう。様々な面でアーケード仕様向けに難易度を上げている。個人的にはその点が魅力を失わせている要因になっていると感じる。
ところで、これもアーケード対応によるものだが、ファミコン版にはないネームエントリーがあり、専用の曲がある。これはひょっとしてここでしか聴けないレア曲なのではないだろうか。