や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

beatmaniaIIDX 14 GOLDサントラ

beatmaniaが登場して今年で10年。節目の年に度重なる延期を経て登場した最新作のサントラをようやく聴いた。beatmania初期の曲は概ね70秒程度長さで曲によっては途中で切ったりしていたのだが、今では2分オーバーなんてザラで曲のボリュームは相当増えてきたが中だるみしているような曲も増えてきたような。

稼動直前の何度かの延期で出鼻をくじかれたり、隠し要素の隠し方があまり上手で無かったりしたため作品自体にあまりのめりこめなかったのだが、収録曲はそこそこ良い曲がそろっており、iTunesのマイレートで言うところの☆4つ曲が以前のシリーズに比べて非常に多い。ただ、☆5曲は少ないので良くも悪くも「そこそこ良い」ということなのだろう。
以下は気になった曲をつらつらと。

GOLD RUSH、Candy Galy、電人、暁に斃れる。、Sense 2007

いきなりVIP ROOM曲4曲を聴かせてくるのはいかがなものかと思う。もうちょっと出し惜しみしても良いんじゃないか、みたいな。しかし「GOLD RUSH」はタイトルどおりの無闇にハイテンションな曲で本作のカラーを最もよく出している曲なので先頭でも良し。というか先頭が良し。作品上では目玉曲の「Sense 2007」の扱いがアレでやや不憫。

Red Rocket Rising

イントロは好きな部類に入る。いや、かなり好きだ。しかしボーカルが入ってきた時点で萎える。あのがなっているような声が好きになれない。サビのユニゾンで歌っているところはそうでもないので、私と小坂りゆの歌声とが徹底的に合わないということなのだろう。

smile

スミレではないのですよ。かつての名コメント「シモンではないのですよ」を思い出させる。確かにコメントの壊れ具合は似ているかもしれない。曲の話を全くしていない。

snow storm

ERIKA = グレート・ムタ = D.J.Amuroみたいな。そんな曲コメント。こんな感じの曲は私は好きだし、需要もあるんだろうけど食傷気味な人も多いんじゃないかと思う。

11IIDXREDから作品自体にテーマを設定することで収録曲、ムービー、システム画面に統一感を持たせるようになり、一定の成果を上げてきたのだろうが、今回はイメージに引きずられて同じような曲調の曲が集まっていたような気がする。