また「伝説巨神イデオン 発動篇」を見た

相変わらず面白かった。首が飛んだり人がポンポン死んでいったりするところばかり注目されがちな本作だが、理不尽な極限状態に置かれた状況におかれた異なる人種間のドラマは見ごたえがある。誰一人として奇麗事を言わずに欲と感情に任せているところが良い。欲というのは殆ど生存欲求だけど。
お互いが理解できずに憎しみあったまま、互いの本星を失い終いには全員死んでしまうわけだが、それを越えた先に互いを理解して新たな場所で歴史をリスタートするというエンディング(と私は受け止めている)は殺伐として悲劇的な本編ではあっても決してバッドエンドとは言えないなーみたいなことを前にも書いてた。