や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今年はアンディ・シダレスが来る。もう今年終わるけど。

そりゃ確かに今週の渡鬼は面白かった。公式ページでさんざん「幸楽崩壊」とか光子久子健治の三角関係(イヤな三角関係だ)をアオっておきながら実際のところメインというよりも引きに使われていてやや期待はずれだった、ということを考慮に入れてもあの超展開は想像以上の内容だったと思う。しかし、しかしだ。そのさらに一枚も二枚もテレビ東京は上回っていた。今年最後の渡鬼と最終回のDr.コトーにぶつけてきたのが「グラマー・エンジェル 危機一発」。危機「一髪」じゃなくて「一発」。凄過ぎるぞテレ東。
実際映画の内容もスゴ過ぎた。ストーリーなんてないに等しい。というかストーリーがサッパリわからない。ストーリー的にまったく必要のないシーンが唐突に始まったりするし。エロいシーンが入っていればあとは適当に、ってあまりにも適当。
主人公たちは拳銃やマシンガン(?)で戦うけど結局最後はミサイルランチャーかバズーカで片付ける。生かして捕らえなきゃいけないであろう人物や蛇に対しても特に考えなしにミサイルランチャーを放つ。彼らに逮捕という選択肢はない。
で、蛇だ。本作最強の敵が蛇。あからさまに人の腕が入っています的な動きは良いとしても、便器を破壊しつつ光を放って出現ってのはやりすぎだろう。どんな蛇だよ。しかもストーリーに必要のない存在だし。どう見ても死人を増やしたいためだけに存在している。
この内容スカスカなエロいだけの映画と見せかけたエログロナンセンス究極バカ映画がDVD化(ASIN:B000IU4PJ4)されている。一応今回の放映もDVD発売に合わせたもののようだが。今更こんな映画をDVD化するワーナーホームビデオもスゴいな。今だからこそこの下らなさが受け入れられているとも言えなくもないが。
ところで、テレ東の携帯サイトにも特別なコンテンツがあるらしいのでサイトにアクセスしてみたら出てきたメッセージが「好きだな、キミも。」だって。オレは釣られたのか?