や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

THE有頂天ホテル

公開3週目にしてようやく見られたわけだが、レイトショーなのに結構な入りだった。やはり三谷幸喜のネームバリューは大きい。
実際、映画の内容も2時間以上の長さでありながら、全般に満遍なく散りばめられた笑いのエッセンスのために途中でだれることなく、最後まで楽しく見ることができた。そういう意味では良く出来ていると思う。
しかし、楽しい事は楽しいのだが、内容はこれまでの作品と同様、様々な人物がそれぞれ好きなように動いているのを描くタイプで、実際マンネリなのではないかという気がしないではない。が、それでも楽しく見てしまうのはやはり三谷幸喜の作品が好きだからなのだろう。「魁!!クロマティ高校」を三谷幸喜に撮らせてみたい。