や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今週の「源さん!」

既に視聴後のこの燃え滾る何かを発散するタイミングは失っているわけだが、せっかく見ておいて書かないのも難なので、書くことにする。
今回の見所は当然源さんなのだが、まず見るべきところは源さんと周平の関係だろう。実の親子以上に親子に見えるこの関係は源さんの人柄を見事に示している。
それと同時に、源さんは他の新選組!のメンバーにとっても親のような立場で接してきた。いわば新撰組の親といっても過言ではない。こういう周平に対する源さんと新撰組における源さんを照らし合わせると、源さんは一貫して新撰組メンバーを見守るような存在であったことがわかる。それゆえに周平のピンチに対しての行動が光りだす。
というわけで源さんのラストサムライ・ビッグハートぶりは良く解ったのだが、その源さんの最期の見せ場が(既に多くの方がツッコミを入れていると思われるため中略)だったわけだが、今回の演出は清水氏によるもので28話の喀血して紫陽花の花びらと戯れる総司タンというウザCG演出の回も氏によるものである。
というわけで、めでたく大河ドラマ界の羽住英一郎という称号を得られたわけだが、清水氏にはこれに懲りることなく、大砲の弾道や刀の軌跡も全てバレットタイム風演出で見せ付けたり、季節感を無視しても良いから紫陽花の花びらで戯れていただきたいところ。総集編では全てカットされそうだが。