や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今週の「新選組!」

泣きそうだ。誰も死ぬことはなかったし、誰も死んで欲しいなんて思っていなかった。それでも死ななければならなかった。そこが切ない。
今回のエピソードは、自分の、そして大切な人の死ぬときが決まっているときにそれまでどのように過ごすのかというこれまた非常に切ないテーマがある。これと同じような切ないテーマを持った作品として、SFCの「天地創造」における最後の一日というものがあるが、それはまた別の話。
今週は番組開始前から魅せてくれる。番組開始直前に番宣。「もうこの笑顔には会えない・・・。池田屋のとき以上にプッシュしてるなNHK
あらゆる人々が山南を逃がそうとする。そりゃあ局長自らが逃がそうとするくらいだから、誰だって逃げられるものなら逃げて欲しいのだ。永倉、原田の大根役者コンビはもとより、源さんまでもが逃亡の手助けを謀ろうとする。なんかもうたまらなくなってくる。島田が。いや、みんなが。
そして切腹山南敬助に関わった人は皆彼を愛していたと思う。それだけに誰も望まなかった切腹はなおのこといたたまれない。
と、ここまでは非常にしんみりさせる、泣かせる展開だったのに、我らが伊東チープ太郎が空気も読まずに一首披露してしまう。実際詠んでいるわけだからそれはいいんだけど、披露しなくてもいいだろう。そして近藤サンが今回最大の爆弾「アナタニナニガワカルトイウノカァ!」涙に暮れようかという場面で一転、爆笑。オレハヒトデナシデスカ?オレハヒトデナシデスカ?
次回、つねたんハァハァ。