や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今週の「山南敬助!」

新選組!におけるターニングポイントの一つである山南敬助の脱走。史実ではどうだったのかというと、はっきりしない。脱走すら怪しいという記述があるくらいなので、彼の死にはかなり謎めいた部分があるのだそうだ。
それはさておき、今回の主役は山南敬助と行きたいところだが、前半は滝本捨助だろう。もう止まるところを知らない増長振り。こうなる前に誰か止めるヤツはいなかったのか。すべては桂小五郎酔狂がなした業。
そのとき桂小五郎ホームレス中。まるで禁門の変のときの捨助のようなホームレスぶり。まさかそんな伏線があったとは。
そんな桂を案ずる坂本竜馬。完全に自暴自棄になっている坂本竜馬が歴史の表舞台に現れるのはどういうタイミングなのか、本編以上に気になる
そして、沖田総司はついにひでに己の病を明かす。そしてひでに別れを告げる。自分の命が残り少ないと分かったとき、結局自分のやりたいことを納得するまでやり抜くしかないのだと思う。ところで、このときの藤原竜也の演技に本気で震えてしまった。彼の演技はやっぱりスゴいわ。
今週から本格参戦した伊東甲子太郎改め伊東チープ太郎。よくあんなペラペラペラペラしゃべられるなぁ。その後はお決まりのチープな悪巧み。安い!安すぎる!いいのか?こんな判り易すぎる悪役で。
しかし、やはりメインは土方歳三山南敬助の関係だろう。ウマが合わないんだけどそれでも山南を買っている土方。でもそれを本人の前では言わない。ウマが合わないから。しかし、それが悲劇を招いてしまうとは。誰も不幸になることはなかったのに不幸が起こってしまう悲しさ。不覚にもウルウル来てしまいました。やっぱ土方カッコ良いわ。
次回、今週溜めた涙を一気に流す日。