や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

今週の「滝本捨助!」

不本意ながら主役が土方歳三から滝本捨助に移ってしまったと思うくらい今週の「新選組!」は滝本捨助アワー
その性格ゆえに命すら狙われつつある佐久間象山鬼瓦ベルエキップのパトロンが心配するが、その性格ゆえに聞く耳を持たない。その後で源さんに名づけた「沢庵」が彼の最期の作品になろうとは。
佐久間象山の亡骸に対して速攻で逃げる捨助。最高。佐久間象山が名前を聞いている間に賊を刺す間なんていくらでもあったのに見てるだけ、逃げるだけの捨助。さすがヘタリスト捨助。期待を裏切らない。
そして長州藩によって京が炎に包まれてしまうその時、捨助は見事なホームレスになっていた。ある意味捨助最終進化形。そんなホームレス捨助久坂玄瑞に出会ってしまったのは幸か不幸か。
そんな捨助これ以上にないほど買いかぶる桂小五郎。直前で久坂らに対して「愚かな者たちだ。」いやいやアンタも結構愚かだよ。本人はそんなつもりではないのに周りがなぜか異常な過大評価をしてしまうケースというのはないわけではない。そんなつもりは全くないのに長州藩お抱えの京特派員となってしまった捨助に未来はあるのか。
しかし、中村獅童は役者としてのイメージが完成しつつあるな。今後はホームレスとチンピラの役だけで相当オファーが来そうだ。で、何かあったら必ず「ホームレスやチンピラの役でおなじみの中村獅童さん」とか言われちゃうの。役者冥利に尽きるのかどうか。
全く関係ないのだけれども、絶望に打ちひしがれたときに男性(臭う)に抱きしめられたらやっぱりグッと来ちゃうものなんですかね?