や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

「土方歳三!」

今日は鬼になっちゃった近藤サンの手紙の内容をそのままドラマにしたため、土方歳三こと山本耕史の目立った出番は少ない。近藤サンのバイアスがかかっているから。
今回の主要なエピソードは八嶋智人ささきいさお狩り。
八嶋智人はどんな役をやっても印象として八嶋智人でしかないので彼はドラマに出るのはちょっと厳しいような気がする。いっそのことドラマ内で自分を演じてみるというのはどうか。八嶋智人(八嶋智人)みたいな感じで。来週も活躍するようだが、必要以上に大きなリアクションを取るのではないかとワクワクしてしまう。そこが八嶋智人の魅力。
後半のささきいさお狩りだが、近藤サンと内山彦次郎のやりとりは両者ともに凄みがあって非常に見ごたえがあった。でも、ここも近藤サンの回想なので、当然近藤サンのバイアスがかかっている。実際の話だとあんなベラベラベラベラしゃべれてないと思う。どうせいつもみたいに口だけ半笑いでしゃべってるんじゃないの?
そのとき竜馬はアイヌコスプレ。本当に近藤サンと一緒に蝦夷に旅立ったら、Web担当も近藤サンの写真出せなくて拳を口の中に突っ込んでいるイメージ映像を出すような苦労をしなくて済むんだけどねー。
そしてマイナス思考・はじめちゃんは拷問中。ハァハァ。ヒーローに拷問は付き物である。モロボシダンだってサロメ星人に捕らえられて拷問まがいのことをされてたし、「メタルギアソリッド」ではボタン連打で拷問に耐えるなんて燃えるシチュエーションもあった。ヒーローに拷問は不可欠である。いや、拷問を経験することで人はヒーローになるのだと思う。彼は「仮面ライダークウガ」でヒーローを演じた。そんな彼だから、拷問はむしろ当然だったといえる。拷問というマイルストーンを通じて、オダギリジョーには斉藤一としてもヒーローになっていただきたい。そのための拷問シーンだ!
ささきいさお狩りを決意するときに「俺も連れて行ってくれ」と頼む近藤サンに対して「総大将にはここに残っていただかないと」と汚れ仕事は俺たちに任せろを言わんばかりの土方。カッコ良い。というかここまで探さないと山本耕史の出番が見つからない。そこまで近藤サンのバイアスは強力だ。
そして、手紙をうれしそうに読むつねたん。たまらない。手紙のにおいを嗅ぐつねたん。なんてことをするんだ!
次回、「同時多発三角関係」に続く。