や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ポートラムに乗ってきた2013年夏

どうも、盆に実家に帰って家族との時間よりもポートラムに乗ることを優先する人でなしですみません。
しかしポートラムに乗らないと富山に帰ってきた気がしない。物凄いモヤモヤ感が残る。習慣の一種なのかもしれない。


今年のポートラム

今年は鉄道むすめ全体の企画として全国鉄道むすめ巡り2ndが開催されている。その一環で富山ライトレール鉄道むすめラッピング電車を始めてしまった。なんてこった!

今年はラッピング企画有り無しにかかわらず撮影している人が多かった。ファンが多いことは良いことだ。
そして、ポスターにあるQRコードをjunaioで読み取ることで俺らのアイドル岩瀬ゆうこさんのフォトフレームをゲット。俺らのAR空間に居座る岩瀬ゆうこ。最高じゃないか。なんだか良く分からんがなんとなく盛り上がってる感はある。

MacBookにAirがつきました

かれこれ5年くらい使っていたMacBook。パフォーマンス的にはボチボチであったもののChromeを快適に使えるほどのメモリも無く、Flash使っているサイトを開けば激重になるという状態が続き、一応現役で使えるものの、そろそろ買い替えの時期と踏んでいた。
そんな中で新型のMacBook Airが発表され、ちょうどいいタイミングだったので一応評判だけ確認してから購入。
MacBook Airも初登場時は結構奇異の目で見られたりしていたが今ではMacのエントリーモデルとして十分なスペック。HDDからSSDに変わり、メモリは8GBに増え、バッテリー駆動時間も大きく延び、ということで当然ではあるがMacBookとは大きく変わった。
バッテリーについて、今まで使っていたMacBookは1回バッテリーを交換したものの2時間持てば良い方で、大体1時間弱でバッテリーを50%消費してしまう。なので、大河ドラマtwitter実況くらいならアダプターなしでイケるが、渡鬼スペシャtwitter実況のような大イベントになると当然バッテリーが持たないのでアダプターを準備する必要があった。しかし、今のMacBook Airは違う。なかなか100%から減らない。バッテリー駆動状態でかなり持つため、使わないときもアダプターに繋がないままほったらかしにしていたりしても全然問題なかったりする。
また、Flashについて、MacBookのときはFlash使っているサイトを開いただけでCPU使用率100%オーバーとなり、2コアのCPUをフルで使う状態に陥っていたが、今のMacBook AirではWindowsまでとはいかないにしてもかなりサクサク動き、CPU使用率も20%未満。得意とは言わないが、もうFlashが苦手とは言わせないレベル。世の中のFlashゲームも余裕。艦これも余裕。
メモリは標準で4GBでBTOで8GBまで増やせるが、迷うこと無く8GBに増やしたほうが良い。普通に4GB近くまで使う。

時間とお金というリソース

みなさん、相変わらずパズドラやってますか?私はケリ姫スイーツやってます。アクション部分は「Angry Birds」、成長システムは「Infinity Blade」で、それぞれにアレンジを加える事でゲームとして楽しくさせるということで正直「Angry Birds」より面白いけど後発なんだから当たり前か。
ソシャゲが大人気ってことで、あまたのゲームが立ち上がりあまたのゲームが人知れずサービスを終了するという昨今。そしてポチポチゲーと揶揄されるジャンルでもあり、「アイドルマスターシンデレラガールズ」も「神撃のバハムート」も「美少女競泳メドレーバトル」もポチポチゲーの範疇に入る。「ポチポチするだけのゲームの何が面白いの?」という問いをよく聞くのだけど、正直言ってプレイヤーとしてはそのポチポチ部分はクッソつまらなくて、要らない部分だと思っている。ポチポチ部分は進行上先に進んでいると思わせるための演出に過ぎず、それ自体はちっとも面白く無い。
わかりやすいのは「神撃のバハムート」で、このゲーム、以前は通常でもイベント時でもFlashを使っていかにも敵を倒して先に進んでいますよ的なムービーを流していて、そのFlashムービーはゲームとしては正直どうでも良いもので徒にプレイ時間を引き延ばすだけのものだった。ところが、イベントのときに自分と同じエリア上にフレンドがいるときに限り、Flashムービーをキャンセルして一瞬で先に進める機能「全力で進む」機能が実装された。この「全力で進む」機能はその後のイベントでも標準実装され、今では何の制約も無しに選べるようになっている。今でもイベントの時だけの機能だが、通常のクエストでもムービースキップ機能が実装され、今では短時間で進行できるようになった。
サービス開始当初は演出用に用意していたものがユーザーにとっては不要なものと判断されたと言っても良く、ポチポチ部分はそのゲームの面白いところでもなんでもなかった。
では、こういうゲームの面白いところはどこかと問われると、時間とお金をリソースとして注ぎ込めるところではないか、と思っている。
この手のゲームには一度に実施できる行動数を制限するために体力というパラメータが設定されており、一定回数行動すると体力が切れ、一定時間放置して体力を回復させる必要がある。この回復時間を短縮させるために回復アイテムがあるわけだが、これらはゲーム中で入手することもできるものの課金することで購入することもできる。すなわち、時間をカネで買うことができる。この仕様をチートのように言う人間もいるが、これはあくまで仕様の一つと見るべきだろう。時間を投入するか、金を投入するかをプレイヤーに選択させているにすぎないからだ。
継続プレイのために時間的縛りを入れ、それを解消するために金というリソースを投入可能にする。一方で、無課金を貫き効率良く進行させるために体力回復までの時間を計って体力が回復したら即進めるようにスケジュール管理する、というアプローチもあるだろう。このように、時間と金というリソースがあり、そのどちらを投入するかをプレイヤーに選ばせるところに戦略が生まれ、どのような戦略を取るかを判断することが楽しいところなのかなあと思ったりして、そんなところに楽しみを見出す人間も少数派だろうなあとも思ったりして。

何となく岩手を満喫したかった

結局のところ、平泉と盛岡大仏に行くことになった。三陸鉄道方面は盛岡から結構遠く、それだけで一日仕事になる気配だったためである。さすが本州で一番面積の広い県である。
平泉まで普通列車で1.5時間弱。車内は比較的ガラガラ。まあ平日だし。そして、平泉駅前では何かの踊りの練習を行っているのだった。

平泉にあるのは中尊寺だけではなく色々な仏閣や史跡があり、それらによる広範なテーマパーク状態になっている。歩いて回るのはかなり時間がかかるのか、レンタサイクルがあり、せっかくなので借りる事にした。ちょっと割高だが電動自転車もある。
中尊寺だけではないと書いたものの、史跡は奥州藤原氏とか源義経関連ばかりなのでそれほどバリエーションがあるわけではない。ということで最初に行ったのは源義経終焉の地と言われる高舘義経堂。奥の細道のコースなので松尾芭蕉の歌碑もある。

本編である義経堂に行こうとするとお坊さんの集団が。法要があるらしいのでそそくさと退散する。
次に中尊寺。自転車でも結構時間がかかる。中尊寺は完全に独立した観光地状態と化しており、平泉駅前は人影もまばらだったのに中尊寺では人があふれていた。みんな観光バスで来ているからだった。まあそうだろう。出雲大社の雰囲気にも近い。
中尊寺の入口付近には武蔵坊弁慶の墓がある。非常に後付感が強い。

参道を歩き、本堂に着く。本堂は明治時代に再建されたものということで100年という歴史はあれどこの中では新しい方。中尊寺中尊寺たる部分は金色堂とその周辺にあるため、さっさと奥に進む。
金色堂を見るためには拝観料が必要で、その拝観料は讃衡蔵の拝観料も含む。ここからは人がいっぱいで人の後についていって移動するという感じになる。金色堂を見に来ているので重要文化財のオンパレードである讃衡蔵も前座扱い。
そして金色堂。外から見えるお堂は覆堂であり、金色堂は中にある。国宝なので当たり前といえば当たり前か。その金色堂は金箔張りなのはもちろんのこと、巻柱に施された蒔絵や螺鈿が素晴らしいのだが、あまりにも気合を入れて当時の状態を再現しているため、古さを全然感じさせず、逆に有り難みが減っている感もある。しかしコレを約900年前に建てるとか無茶苦茶だろう。
金色堂の近くには白山神社があり、重要文化財の能舞台がある。掃除機で掃除する。

時間の都合上午前中で平泉から引き上げ、盛岡に移動し、昨日紹介された盛岡大仏のある松園寺へ向かう。行き方がわからないので、タクシーで行くことにしたのだが、行き先を告げても運転手さんがどうも知らない模様。何度か説明してみると分かってもらえたようで、「あーあの変なお寺ですか」とのお言葉。真っ当な観光客は絶対に行かないところなのだろう。否が応でも期待が高まるというもの。
しばらくすると大仏の姿が見えてきた。松園寺である。遠くからでも数多くの石碑が立っているところが分かる。本堂は坂を登った先にあるため、タクシーの運転手さんも本堂まで行ってくれるみたいだったが、私の目的はあくまで石碑なので、ふもとの入り口のところで「ここでいいです!ここでいいです!」って言って止めてもらった。多分おかしな人と思われたことだろう。
中の石碑は著名人のものと名前の無いものとが入り交じっており、著名人のものは大して面白くなく、クオリティは無名の方が圧倒的に高い。この独特の空気感は「ピットファイター」の「なさけ むよう」とか「いきのこったヤツの かちだ」に通じるものがある。
撮影したものはtumblrにまとめた
ここは明らかに秘境。一度は行ってみるべきである。ちなみに裏口があるらしく、その近辺の石碑のデキが素晴らしいらしいのだが、私はそこに気づかず、見ることなく帰ってきてしまった。明らかなる失態。もう一度行くしかないな。

何となく岩手に行きたかった

このブログを始めた当初は連休など夢のまた夢だったが、今では積極的に有給休暇を取りなさいと会社に言われるような状態。直前まで何の計画も立てていなかったが、思い立ったが吉日ということで岩手に行くことにした。朝ドラの舞台で流行ってそうだし、というのもある。
移動は完全陸路。特急だ新幹線だを乗り換えていくことにした。大型連休中とはいえ、間の平日期間だったせいか、空席が多く、スムーズに席を取ることができた。そして、東北新幹線ではグランクラスに乗ることにした。今後東北に行く機会などそうそうないだろうし、ならば一度くらいはグランクラスに乗っても良かろうという判断である。あまりにも盛り沢山な内容で、グリーン車では動じない私もグランクラスは人間を堕落させるッ!と強く感じたのだった。写真は撮ったけど正直グランクラス公式サイトを見たほうが良い。
上着を自宅においてきたのが痛かった。耐えられないほどではないが、盛岡の夜はじわじわと体温を奪っていくような寒さだった。そんな中、ノープランで盛岡に来たので食事とか何も考えていなかったが、今はネットで探せる便利な時代。びっくりドンキー発祥の地であるハンバーグのベルに行った。聖地巡礼という奴だ。なお鳥取市びっくりドンキーは無い。
その後、今回の旅の主目的であるサブカルバーAEに行った。開店した時からずっと行きたいと思っていたのでやっと本懐を果たしたというところ。思っていた通りの雰囲気のお店で私にはずっといられる場所。こんなお店が鳥取に欲しいと何度も言ったような気がする。
平泉か三陸鉄道に行くという話をしたら、平泉は多分期待はずれになるだろう、という話ともっとおすすめの場所があるということで盛岡大仏を紹介された。その盛岡大仏、私は知らない。地元民であるはずのお店のお客さんも知らない。一体どういう場所なんだ。というわけで次の日に続く。

あやうく保険が失効されそうになった件

一週間前くらいに郵便局の簡易保険のはがきが届いて、中を確認してみると保険料の払い込みがされていないからこのままでは保険が無効になってしまう、という内容。この保険はちょっと複雑な事情で引き落とし口座を切り替える必要があり、はじめは引き落とし口座の変更を忘れていたのかとも思ったが、わざわざ有給休暇まで取って*1切り替えていたことを思い出し、どういうことだろうと思いつつ郵便局まで確認しに行った。
ありがちな原因としては引き落とし口座に残金が無いことで当然受付の人からも最初に聞かれたのだが、生来の怠け者である私は目的別に口座を分けるなどということは当然しないから給料が振り込まれる口座から引き落している。残金に余裕が有ることは確認しているのでこのセンは消える。
次は口座番号が間違っているのでは?ということで口座番号の話になるが、郵便局側では引き落とし口座の番号と銀行コードと店番号を控えており銀行名は控えていないらしい。ということで銀行名と口座番号を告げる。とりあえず口座番号は合っていた。
調べてもらったもののどうも向こうも原因がわからないようで、長期化しそうな流れになっていたが、偶然郵便局側で控えていた店番号が間違っていることに気づき、とりあえず問題は解決した。
とはいえ、本件についてそう簡単に納得できるはずもない。異なる店番号で同じ口座番号の口座があったとしても口座の所有者が違うだろうからそうそう間違えて引き落としが行われるということはないが、現金が絡む案件である以上、こういう形でのミスは結構恐ろしい。
そこで、書いた所で現状の改善がなされることはないのだが本件が発生した原因を考えてみた。
口座振替の申込で私が記載する項目は、銀行名、店名、口座番号である。これをこれを受けて、郵便局側は銀行名から銀行コード、店名から店番号を手持ちの資料から探して引っ張り出し、手作業で記入する。今回の場合、正しい店番号は128なのに実際に記入された数字は120だったようである。おそらく原因は人の手による書き写しにある。人の手が入る以上、ミスは発生する。
根本的な解決方法は店名から店番号の導出と記入を自動化するようにシステムを改修することだと思うが、そんな簡単に改修できるはずもなく。とすれば店番号はキャッシュカードにも通帳にも記載されているため、それらのコピーを取って記入時にチェックするようにすれば完全にミスを無くすことはできなくても精度は上がるだろうが、うーんという感じで。

*1:郵便局の保険業務は駅近くの中央郵便局でしかやっておらず、しかも平日のみの営業ということで勤め人にはなかなかツラい

Where to go my love / KOKIA

昨年出たアルバム「心ばかり」は様々なタイアップ曲などの編集盤であったため、オリジナルアルバムとしては「moment」以来22ヶ月ぶりのアルバム。前作「moment」では、「人間に戻ってきた」という印象を持っていたが、今回は完全に一人の人間としてのアルバムになったのだった。というか、有り体に言ってしまうとこのアルバムの製作中に長年公私共にKOKIAのパートナーだったディレクターが亡くなっており、そのことに対する感情を強く感じさせるようなアルバムだった。

Where to go my love

Where to go my love

Dance with the wind

アルバム全体の話になってしまうが、「Fairy Dance」のときのようなアコースティックで暖かいサウンドである。この曲自体はアルバムの中でも小品感というかこの曲単体でパッケージとしてまとまっている感じというか。

愛はこだまする

サウンドは暖かく、「I love you」を歌っているのだが曲の根底にあるものはそんな生優しいものではなく、終盤では「生きよう」と、抗えない重い現実があろうとも前に進むという決意の歌になる。

You are not alone

ちょうど今ファミリーマートの店内で流れているのがこの曲。
軽快な曲調に相手を優しく励ます歌詞。その中で「You are not alone」というメッセージは意外にズドンとした重みがあって心に残る。

liar liar 〜 ロマンティックワルツ

このアルバムの中でもすこぶる特徴的なサウンド。大人っぽいシックな雰囲気だが、歌詞から受ける印象は少女っぽく、全体的に背伸びした少女の姿をイメージさせる。

Something blue & something red

明るい曲調のおかげでザックリ感はそこまでではないのだが、歌詞としては「aigakikoeru」の「HUMANITARIAN」に近い。感情を乗せた言葉を歌のモチーフにするのはいかにもKOKIAらしいというか。

ヒトの中にあるもの

ややオリエンタルな雰囲気を漂わせたサウンドと物語性のある歌詞。「aigakikoeru」の「二人の娘」を彷彿とさせる。ラストで突然曲調が変わってビックリするが楽しい。

微笑みを忘れないように

この辺りからストレートな内容になってくる。そう遠くない未来に大切な人を失ってしまう悲しみ、不安の中で幸せを伝える切なさ。と思ってしまうのだが、結婚式直前の喜びの中の小さな不安と決意みたいな解釈を見かけて「おー」と思った。

夢の途中

KOKIAアルバム名物「歌こそ我が人生」ソング。終わりなき旅を目の前に歩みを進めることを決意する曲。この曲をアルバムの最後に持ってきても良かったのかもしれない。

映画のような恋でした

葬送曲なのだろう。残された者の別れのメッセージというか。詞も曲も全然似通っていないのだけど、人生を映画になぞらえているようで「REAL WORLD」の「最終上映」を思い出した。

Where to go my love

「夢の途中」をラストに持ってきても良かったと書いたものの、この曲もラストを飾るにふさわしい曲。「映画のような恋でした」がスクリーンが降りる終焉だとしたら、この曲はその後劇場の照明が全て落ち、全てが終わる感じ。

全体的に穏やかで暖かなサウンドである一方、歌詞は人の強さ弱さが入り交じった内容で、今までのKOKIAのアルバムの中でもトップレベルでの人間臭さのようなものが感じられた。
初回限定盤はさらにボーナストラックとして「One by one, Day by day(The 5th season concert ver.)」が収録されているのだが、私がAmazonで予約したのはなぜか通常版。予約してわざわざ通常版買うやつなんていないだろ……常識的に考えて……。おのれAmazon!(逆恨み)