や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

クリスマスだからブッシュドノエルを自作したかった

初めてターキーを焼いた年に「来年はケーキも自作したい」などと書いていた。当時はあまりにも実現性の低い野望だったが、一念発起して作る気になった。というより、ローストターキーからは卒業して、より簡単に作れるローストビーフに変えたことによって生まれた余裕が成したものだろう。
ケーキなど焼いたことも無いので、なるべく簡単なレシピを探したところ、ホットケーキミックスを使った簡単なレシピを見つけたので、これを参考にすることにした。


まずは卵を黄身と白身に分ける。なんとか道具なしで分けたが、エッグセパレータを買ったほうが良かったとも思う。黄身は生地と混ぜあわせ、白身は冷蔵庫で冷やす。


ココアパウダーをお湯で溶かす。ここまでは順調だった。


ホットケーキミックスの粉を黄身と牛乳と混ぜ合わせる。牛乳を混ぜ合わせるのを忘れて粉と黄身だけで混ぜあわせて言い様のないダマを作るという体たらく。だって初めてだから……。


白身を泡立ててメレンゲを作る。正直ツノが立つくらいとかの状態がわかっていない。冷やしが足りなかったのかなかなか泡立たない。泡立てに使ったティファールのクリック&ミックスの本体が動かし過ぎでクソ熱い。もう色んな意味で限界な気持ちになってこんなもんだろうという気持ちで泡立てを終了したが、あとで考えてみるとまだ泡立てが足りなかったと思われる。だって初めてだから……。


メレンゲを生地と混ぜ合わせる。まあ食べられるものはできるだろう。


生クリームを泡立て、お湯で溶かしたココアパウダーと混ぜ合わせる。ここら辺はあまり問題ないはず。


生地をオーブンで180度、10分焼く。どう見ても完成したのはホットケーキ。


ケーキの余分な部分を除いてクリームを塗る。ロールケーキなのでのりしろ的な部分を残す。


バナナを芯にしてロールケーキを作り、端っこをカットして枝部分にする。最後にクリームを全体に塗って完成と行きたいところだが、クリームが足りなかった上に私のセンスでは木というより戦艦や潜水艦の類になってしまった。パティシエってすごいよねー。

というわけで見た目は非常に残念なコトになってしまったが、レシピにそれなりに忠実に作ったので味は美味しい。結構楽しかったので時間があればまた作ってみたい。

PROJECT X ZONE

NAMCO x CAPCOM」というゲームがあった。シミュレーションRPGとしては非常にヌルい難度ではあったが、ナムコカプコン双方に注がれた愛情が凄まじく、両社のマニアックなネタをこれでもかと言うほど拾い上げた素晴らしい作品だった。私はこのゲームに大ハマリしていた。ストーリー分岐もないゲームなのに当時の私は3周ぶっ続けでプレイしていたようだ。
あれから7年、同じ開発会社でさらにセガを交えて新たに作品を作るということで期待していた。CMで人型キャラが大暴れしている傍らで「ファンタジーゾーン」のオパオパがヘビーボムを落とすというシュールな、しかし「NAMCO x CAPCOM」のノリを受け継いだ映像を見た時にすぐにAmazonで予約していた。

一応「NAMCO x CAPCOM」とは独立したストーリーであるらしいのだが、「NAMCO x CAPCOM」で共演した者同士は顔見知りという設定であるため、序盤では再会を懐かしむ場面が多々あり、嬉しい演出だった。また、ステージの一つとしてセガから「ゲイングランド」が登場。このステージだけ助けだす仲間が謎の理由で動けない、助けるまでは敵からも攻撃されないという設定。その理由は一切説明されないがそんなもの「ゲイングランドだから」の一言で十分。いんだよコマケェ事は。
加えて「NAMCO x CAPCOM」でのシルフィ的存在としてデビロット姫とうららが登場。デビロット姫は搭乗機であるスーパー8は登場しないくせにブロディア(パンチのみ)やキカイオー、そしてモビちゃんを従えて登場。今回もモビちゃんはサイドアームの自機と化す。うららの方はオパオパ、スペースハリアー、そして「エイリアンストーム」のスクーターが登場。「エイリアンストーム」て。
キャラの技モーションも上手くデフォルメされていて、リュウ&ケンの場合EX必殺技のときに体が光る、昇竜拳をセービングキャンセルして滅波動拳を叩き込むといった原作のゲームで見かけるシーンを良く再現していた。
シナリオ的なクロスオーバーはあまりないものの、ペアユニットとソロユニットの組み合わせによる掛け合いという形のクロスオーバーは豊富で、全部聞くのは至難の業。単体のセリフでもパロディネタが豊富。戦闘後セリフに「残虐行為手当」という単語が登場するということは小牟の「最後まで立っていた者の勝ちじゃ」というセリフも「ピットファイター」が元ネタか。小牟はメーカーの枠を越え過ぎたこのシリーズを体現する存在だな。
が、良かったのは仲間が全員揃うところまででその後はストーリー的にも起伏の乏しい展開が続く。「NAMCO x CAPCOM」のだじゃれのくにのような後半シナリオでの一発ネタギミック的なものも無い。いかにもな物はゲイングランドまでだった。
シミュレーションRPGとしては「NAMCO x CAPCOM」よりも難度を上げているが、それはまあボス敵の攻撃力が妙に高いから、ということに尽きるような。敵の攻撃に対しての行動はマップ上で処理されるのでテンポは良くなったが防御に関してプレイヤーがテクニックで介入する術は無くなった。防御と特殊行動全般で使用するXPの管理手法が問われることとなる。
キャラクターに関して、本作は比較的新しい作品のキャラクターを集めており、私にとって未プレイの作品が更に増えた格好になった。そのために感情移入しにくくなったような感じもするが、それだけが要因でも無いと思う。
本作はバンダイナムコカプコンセガのクロスオーバーという触れ込みだが、正しくはナムコカプコンセガバンダイのクロスオーバーと言うべきなのだ。それくらい旧ナムコキャラと旧バンダイ(+バンプレスト)キャラのテイストに差があるというか。それを言うとセガトライエースだろとかになっちゃうんだけど。なんか各作品の掘り下げが浅いのかな、と感じる一方で「じゃあとりあえず『ずんずん教の野望』の地蔵を出しておけばいいのかよ」と問われたら「そうだよ!」と即答しそうなほどただ単にマニアックなキャラを欲しがっていただけ、という感じもある。これでは単なるワガママなオッサンではないか。

iPhoneに変えたので世間から3周くらい遅れたエントリを書く

12年間Docomoと契約して携帯電話を使い続けていたが、私がモバイルでやりたいことについてフィーチャーフォンとかいうガラケーでは既に荷が重い状態になっており、また、Androidスマートフォンがどうしても好きになれず、ついにDocomoと決別してiPhoneを手にすることに決めた。
MNPの手続きが面倒そう」とか「メールアドレスが変わることについてどう連絡しよう」とか決心する前は色々と考えてしまうものだが、いざ変えると決めてからは意外とスムーズに進んだ。

iPhone5の予約

まず、ショップでiPhoneの予約を行った。iPhone5では32GBモデルが最も人気があるらしく、入手に時間が掛かるとのこと。64GBモデルはキャンセルがあったので予約なしで購入できるものもあったが、正直64GBを埋められるとは思えず、値段に見合わないと判断し、16GBモデルにした。
ちなみに契約したのはauだが、iPhone5の場合LTE料金プランに加入することが必須であるため、選択の幅は殆ど無いといって良かった。まあ電話はほとんどしない、メールのやり取りもやらないという有様なので電話関係の料金プランはほとんどいらない状態。悩むことはなかった。テザリングはオプションとなっており別料金。別にテザリングを使うつもりはないので外しても良かったが、12月までは無料で使えるらしいのでサービスに入れている。忘れず解約しておくようにToDoリストに入れておこう。

料金プランの説明

予約の段階で受けた説明は料金プラン、AppleCare+の加入について、MNPの手続き、Apple IDの取得といったところ。AppleCare+は加入しておいたほうが心に良いだろう。iPhoneに限らず、Appleの製品は修理代金が新品購入時代金と大して変わらないケースが多い。AppleCare+での故障時のリスク軽減は大事だ。Apple IDは取得済み。MNPの手続きはネットでも出来るという。

iPhone5が入荷したらMNPの手続き

3週間後、iPhone入荷の連絡を受ける。それに応じてネットでMNPの手続きを行った。「Docomo MNP」でGoogle検索をかけるとDocomoの解約手続きのページが最初に表示されるところに今の現実を感じさせる。
ネットで手続きを取り、予約番号を控えてしまえば解約の手続きは自動的に行われ、ユーザーは別に乗り換え前のキャリアのショップに訪れる必要もないという。相当あっさりと事が運んだ。

メールアドレスが変わるけど

唯一の懸念事項だったメールアドレス変更も、考えてみれば私のメールアドレスを知っている人間はごくわずか。
親族を入れても片手で事足りる人数というオチであったため、とりあえず親族には直接連絡を入れてGMailのアカウントに送信するように伝えた。もうキャリアメールでなければならない理由もないので、メインのメールアドレスをGMailなどにしてしまったほうが良いだろう。iPhoneなのでiCloudメールのアドレスでも良い。一旦こうしてしまえば今後またキャリアを変えるようなことがあってもメールアドレス変更の連絡をする必要はない。
そう考えると、iPhoneユーザーなら2年ごとにauSoftBankと行ったり来たりしてMNP乗り換え割引を使って安く済ますということも可能なのだろうか。

LTEは使えるのか

先述した通りiPhone5ではLTE料金プランに入るのが必須。ということはLTEが拾えないことには納得もできないというもの。現状、LTEサポート区の整備は現在進行形で拡大している状態であり、都市部はまだしも地方でLTEが拾えるかどうかというのは微妙なところであった。またサポートエリアの書き方が大雑把で。近所だと鳥取大学近辺にアンテナが立っているのか、その周辺ではLTEを拾えるようだ。
LTEサービスエリアの情報が日毎にアップデートされているような状態なので、明日はもっとLTEが拾いやすくなっているかもしれない。
当然ながらLTEの通信は3Gに対して明らかに速い。最高で10.2Mbpsとか。よく出ている方だと思う。

○問題に出くわす

auiPhone特有の問題で、「3G」とか「LTE」とか表示される部分が「○」になる問題が発生した。確かに極端に通信速度が遅くなる。PRLの更新で済んだ。

つづく、かもしれない

「ジョージ・ポットマンの平成史」のDVDは4巻目でようやく誰にでもおすすめできるようになった件

私の中で2011年度のテレビ番組では最高と言っても良かった「ジョージ・ポットマンの平成史」。とはいえ見だしたのはシリーズ中盤の「ラブドール史」とかその辺りからだったので前半のエピソードも見たくてDVDを購入している。もちろん今まで見てきたエピソードのどれもが面白いので人に薦めたいと思っていたのだが、1巻〜3巻までの内容が「白ブリーフ史」だの「ラブドール史」だの「パンスト史」だのとほとんどが特殊性癖史のオンパレードみたいな内容で面白いんだけど人に薦めづらい感じであった。
4巻では「友達いないと不安史」とか「パワースポット増え過ぎ史」といった割と万人向けな内容になったので、ようやく人に薦められる。
また、映像特典として収録されているm-floの☆Taku Takahashiによる番組批評は私が言いたかったことを全て言ってくれて嬉しい内容だった。
この番組を見ていると、明治維新は政治体制や文化だけでなく風俗に関しても大きなターニングポイントであったのだと強く感じさせる。

これを見て面白かったら他の3巻も面白いだろう。ダメだったら多分全部ダメ。

今更だが「Newスーパーマリオブラザーズ2」は面白いけどつまらなかった件

人間年をとるとゲームショップに行くのも億劫になってくる。ここ最近は「家電エコポイントで貰った商品券でゲーム買う」から「電機屋のポイントでゲーム買う」もしくはAmazonにシフトしつつあるのだが、なにせ生来の面倒臭がりが進化し、家から出ずにゲーム買いたいとか、真夜中なのにすぐにゲーム買いたいという感じで欲求がドンドン悪乗りしている。従ってPSPのオンラインショップはかなり重宝していた。この度、Nintendo3DSでもオンラインショップ上で3DSソフトが買えるようになり、その縁で試しに買ってみたのだった。

New スーパーマリオブラザーズ 2

New スーパーマリオブラザーズ 2

ゲームシステムは前作「Newスーパーマリオブラザーズ」に準拠している。基本的に5ワールド構成で隠しで3ワールドの構成。アイテムは前作のもの+マリオが金粉まみれになるアイテムという感じ。
今作のマリオは拝金主義を全面に押し出したのか、プロローグで守銭奴と化したマリオとルイージが舞ってるコインを追いかけている間にピーチがさらわれるという個人的には中々衝撃的なオープニングだった。だがやっていることはいつものマリオであり、相変わらずジャンプアクションとしてしっかりとした作りになっている。だからゲーム自体にあまりストレスはない。
拝金主義を全面に押し出しているので金粉まみれになってブロックをコインに変えたり、エリアごとで集めたコインの記録がされたり、トータルの取得コイン枚数を記録したりするが、攻略のモチベーションとしては無いといっても良いほどの存在。最初に100万枚のコインを集めようみたいなことを言われるが、普通に全エリアクリアするだけでは精々2〜30000枚かそこらで、100万枚を集めるためには相当な作業が必要となる。コインラッシュモードというコイン集めに特化したモードもあるが、別に1回で1万枚取得できるとかそういうわけでもない。というわけで、ゲームとしては面白いんだがマリオとしてはつまらないというちょっと気の毒な感想なのだった。

良くわからないがD端子接続だと遅延がかなり改善された件

レゲーを愛する者にとってディスプレイの探求は永遠のテーマなのかもしれない。以前は地デジ移行してもレゲーハード用にブラウン管テレビをモニターとして使うもん!などといきがっていたが、そのブラウン管テレビも製造年が2000年とか。もう12年選手で映りもなんか悪くなってきており、ゲーム利用として許容出来るのが「Wii Fit」のみという有様。仕方なく液晶ディスプレイで探すことになるのだが、ここ最近はテレビだけでなくディスプレイ界隈でもサポートしている端子がHDMIばかりでコンポーネントD端子といったアナログ高画質入力を実現できる端子を持った製品は少なくなってきている。しかも私は一応音ゲーマーなのでディスプレイの遅延には殊更うるさくなる。
そんなわけで状況的にかなり追い詰められた私は金に糸目をあまりつけない方針で以下の液晶ディスプレイを選別、購入したのだった。

MITSUBISHI 23型マルチメディアワイド液晶ディスプレイ MDT231WG

MITSUBISHI 23型マルチメディアワイド液晶ディスプレイ MDT231WG

スルーモードを搭載している上にスルーモードを切った状態であっても遅延が殆ど無いという触れ込みだったのでそこに期待して購入した。それにこのディスプレイは回転させて縦画面にすることもできる。今まで憧れてきた「縦シューを縦画面で遊ぶ」なんてことができるのだ。これにより苦節17年、ついにサターン版「レイヤーセクション」を縦画面で遊べるようになったのだ!正直もう手遅れだ!
さて、早速コンポジットケーブルを接続してPS2版「beatmaniaIIDX 14 GOLD」で試してみたのだが、タイミング調整でブラウン管テレビのときは±0だったものがこのディスプレイだと-4でないとマトモにプレイできないという状態。スルーモードの切り替えでも変わりなしということで、この結果は以前購入したBenQのディスプレイと同じ結果だった。さすがにそんなことはないだろうと思っていただけにこの結果はショックだった。
そんな中、少しでも綺麗な画面で遊べればと半ばダメ元でD端子ケーブルを購入し、試したところ、まさかの0〜-1の範囲で丁度良いという結果。コンポジットとD端子で信号伝達速度に差が出るわけないだろうし、一体どういう理由でこうなったのかは分からないが、少なくともブラウン管テレビに接続した状態にかなり近い環境(画質はブラウン管テレビ以上)が手に入れられたので満足しているのだった。

ポートラムに乗ってきた2012年夏

相変わらず鳥取県民で私が一番路面電車を愛していると言っても過言ではないと思っている。この一ヶ月間さっぱりエントリーを書いていなかったがそんな停滞した気持ちを吹き飛ばしてくれたのは路面電車だった。というわけで、今年も帰省ついでにポートラムセントラムに乗ってきたのだった。サントラムは今回も見かける機会はあったものの乗ることはできなかった。時間調べて出待ちすれば乗れないこともないのだが、そこまでする気にはなれない。

2012年夏のポートラム

昨年私の度肝を抜いたポートラム夏企画は今年も健在。

今年はポートラムシールラリーということで、特定の車両に乗っているポートラム・アテンダントからシールを貰い、集めた枚数によって抽選でもらえるプレゼントが決まるという寸法。シールは全3枚で、1枚だと富山ライトレールのマスコットキャラである「とれねこ」がデザインされたクリアファイル。2枚だと富山ライトレールのマスコットキャラである「とれねこ」がデザインされたハンドタオル。3枚も集めるようなガチ勢には俺らのアイドル岩瀬ゆうこさんの限定フィギュア。3枚集めるガチ勢に限り、抽選に外れてもダブルチャンスでポートラムチョロQが貰えるかもしれない。ガチ勢にはガチのプレゼントというわけだ。
しかも貰えるシールにはそれぞれ配布期間が設定されており、一日にすべてを集めるのは無理。そしてシールを配るポートラム・アテンダントは10:00〜16:00の間で1時間に1本にしか乗車しないため、ちゃんと時間の都合つけて狙いにいかなければならない。ちなみに岩瀬ゆうこへの片道切符である3枚目のシールの配布開始は9/5から。夏休み終了してんじゃん。いやまあ案内のどこにも「夏休み」なんて言葉はないのでそれは良いのですけどね。
私には無理だが気軽にポートラムに乗れる環境にある勇者たちには是非とも挑んでいただきたい。passcaやえこまいかといったICカードなら大人料金で200円の乗車料金も170円となってお得ですぜ。