namco×CAPCOM

まさか「だじゃれのくに」まで再現していようとは・・・。私の故郷である富山県こと越中国は、「源平討魔伝」では駄洒落の国として存在していた。今でも思い出されるハイセンスな駄洒落の数々。「かねがね金がねぇ」、「巻物はお前をすくうろうる」、「魔人は暇人」、「ここから先は闇の国。行くのはやみろ。やみろっつの」、「笑って頼朝」、「やったー。八咫の鏡だ」など。本当はもっとたくさんあるのだが、思い出せなかった。で、駄洒落にもあるとおり越中国には三種の神器の一つである八咫の鏡がある。でも頼朝の雷を防げるとかそういう役割しかなかったと思うが。本作の駄洒落はそれほど大したものではないが、よくシナリオに組み込んだものだと感動する。この手の作品に大事なのは、原作に対する愛なんだなと強く感じる。