や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

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清水香織といえばアイドルなのはアイドルなのだが、我々にとってみれば「サイコソルジャー」のテーマソングを歌っていた人としての知識でしかない。
サイコソルジャー」というのはあんまり説明する必要はないと思うが、「アテナ」の続編というか流れを汲んだ作品で、ステージ中のBGMとしてこの清水香織が歌う「サイコソルジャー」が歌声付きで流れてくる。恐らく、歌声が流れてくるゲームというのはこれが初めてではないかと思うのだが、それ以外はグラフィックがケバケバしい「ソンソン」という形容で片付いてしまう作品でもある。
サイコソルジャー」が出てきたので、歌うゲームについて色々挙げてみるか。

豪血寺一族(アトラス)

業界初の唄う格闘ゲームであるが、歌以外にも濃厚すぎるキャラのためにイロモノのゲームのような扱いを受けるが、大味ながらも爽快感のあるゲーム性は決して名作とは呼べないが、印象に残るゲームである。このときは1曲のみだったが、2では様々なBGMでボーカルが導入された。キャラの平均年齢も上昇の一途をたどり、豪血寺らしい続編となった。その後、アトラスは豪血寺の版権を手放し、「闘婚」が生まれることとなる。

テイルズオブファンタジア(ナムコ)

CD-ROM機ならいざ知らず、SFCで歌を歌うなど不可能だと思われていたときに、オープニングで歌を歌うという離れ業をやってのけたのがこの作品である。オープニングのインパクトだけでなく、藤島康介のキャラデザインや、声優を使っての豊富なSEなど豪華な外見と単調な戦闘にさせないように作り上げたゲーム性を持った、当時としては非常にハイクオリティな作品であった。この作品を開発したメンバーはその後独立してトライエースを設立し、彼らのポリシーをよりディープな方向に持っていった「スターオーシャン」でシステムに優れた、しかしストーリーがちっとも面白くない作品を作り続けていくことになる。
オリジナルスタッフの大半が抜けてしまったテイルズチームは、続編である「テイルズオブデスティニー」を発表するが、全く進化していないシステムに評価はイマイチであった。その後、「テイルズオブファンタジア」をPSに移植することでブランドイメージを作り上げ、どうにか続編を作っていくことに成功したようだ。

究極戦隊ダダンダーン(コナミ)

アーケードですっかり存在感を失っていたコナミbeatmaniaで再びアーケードのスターダムにのし上がっていくまでの間に発表された、コナミ迷走していたときの作品。ゲームシステムを簡潔に説明すると、格闘ゲームのシステムを利用したアクションゲームという感じだろうか。
歌の場面は最初の敵と戦うところ。BGMが主題歌である「戦え!ダダンダーン」になる。唄うのはあの子門真人。非常に濃い楽曲である。
私はこの曲を聴くためにサントラではなくドラマCDを買ってしまったわけだが、そこには「戦え!ダダンダーン」のフルコーラスと、エンディングテーマとして「ぼくらのダダンダーン」が収録されている。唄うのは影山ヒロノブである。OP/EDが非常に濃いのだが、楽曲だけでなく登場キャラも非常に濃い。基本的に主人公たちは全員肉体を惜しげもなくさらすタイプである。その中でも小鉄のその凛々しい褌姿が世のコスプレイヤーの間で話題を呼んだ。

ギャラクシーファイト(サンソフト)

サンソフトネオジオで出した宇宙を舞台にした対戦格闘ゲーム。楽曲がほぼ全編ハードロックで登場キャラもイロモノ的要素が皆無という非常に硬派な作品なのだが、登場キャラの一人であるルーミが硬派なイメージをあっさり打ち砕く。ちなみにルーミのエンディング曲もボーカル入りである。その後、サンソフトは「わくわく7」、「アストラスーパースターズ」といった格闘ゲームを提供していくが、この2作品は「ギャラクシーファイト」に比べて非常にポップな雰囲気を持った作品である。そう考えると、ルーミが誕生しなかったら「わくわく7」以降の作品は出なかったのかもしれない。ボーナスステージのチャレンジ君の存在も関係しそうではあるが。

結局佐々木だの榎本だのという話は全くしていないわけだが。