良くわからないがD端子接続だと遅延がかなり改善された件
レゲーを愛する者にとってディスプレイの探求は永遠のテーマなのかもしれない。以前は地デジ移行してもレゲーハード用にブラウン管テレビをモニターとして使うもん!などといきがっていたが、そのブラウン管テレビも製造年が2000年とか。もう12年選手で映りもなんか悪くなってきており、ゲーム利用として許容出来るのが「Wii Fit」のみという有様。仕方なく液晶ディスプレイで探すことになるのだが、ここ最近はテレビだけでなくディスプレイ界隈でもサポートしている端子がHDMIばかりでコンポーネントやD端子といったアナログ高画質入力を実現できる端子を持った製品は少なくなってきている。しかも私は一応音ゲーマーなのでディスプレイの遅延には殊更うるさくなる。
そんなわけで状況的にかなり追い詰められた私は金に糸目をあまりつけない方針で以下の液晶ディスプレイを選別、購入したのだった。
MITSUBISHI 23型マルチメディアワイド液晶ディスプレイ MDT231WG
- 出版社/メーカー: 三菱電機(MITSUBISHI)
- 発売日: 2010/11/30
- メディア: Personal Computers
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スルーモードを搭載している上にスルーモードを切った状態であっても遅延が殆ど無いという触れ込みだったのでそこに期待して購入した。それにこのディスプレイは回転させて縦画面にすることもできる。今まで憧れてきた「縦シューを縦画面で遊ぶ」なんてことができるのだ。これにより苦節17年、ついにサターン版「レイヤーセクション」を縦画面で遊べるようになったのだ!正直もう手遅れだ!
さて、早速コンポジットケーブルを接続してPS2版「beatmaniaIIDX 14 GOLD」で試してみたのだが、タイミング調整でブラウン管テレビのときは±0だったものがこのディスプレイだと-4でないとマトモにプレイできないという状態。スルーモードの切り替えでも変わりなしということで、この結果は以前購入したBenQのディスプレイと同じ結果だった。さすがにそんなことはないだろうと思っていただけにこの結果はショックだった。
そんな中、少しでも綺麗な画面で遊べればと半ばダメ元でD端子ケーブルを購入し、試したところ、まさかの0〜-1の範囲で丁度良いという結果。コンポジットとD端子で信号伝達速度に差が出るわけないだろうし、一体どういう理由でこうなったのかは分からないが、少なくともブラウン管テレビに接続した状態にかなり近い環境(画質はブラウン管テレビ以上)が手に入れられたので満足しているのだった。