や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

日本アカデミー賞感想

グダグダな進行、見ているこちらが不愉快になりそうな質問をぶつけるインタビュアー、緊張のせいなのか受け答えがたどたどしい俳優陣、噛むアナウンサー、途切れる音声、ともう見るに耐えない内容だったのだが、2007年の邦画の総括と思えばまぁそれなりの価値はあるなと。全く賞としての価値を認めていない発言だな。実際そう思っているが。
というわけで俺日本アカデミー賞でもやろうかと思ったが昨年の邦画って「キサラギ」しか見ていないでやんの。(参照:キサラギ - や16ぁ)
そうなると、最優秀作品賞は当然「キサラギ」だし、男優/女優賞もこんな感じになる。なんかニッチな賞を新設してみたり。

最優秀主演男優賞小栗旬
最優秀助演男優賞:香川照之
最優秀主演女優賞:酒井香奈子
最優秀CMナレーション賞:若本規夫

映画を見た大半の人が「酒井香奈子?誰ソレ?」みたいな反応をしそうでなぁ。私は毎週っつうかリピート放送までうっかり見て週2〜3回くらい顔を見ているが。
それはそうと、映画版の「恋空」を見てみたいと思った。楽しめそうなので。「面白そう」ではない。「面白がれそう」である。原作は散々叩かれているものの、それを映像化する際にどこまでパワーアップさせられるかという目標が出てきて面白そうだと思うんだがなぁ。ストーリーはそのままにやたら凝った映像、やたら作りこんだ演技、やたら光る演出、やたら練りこんでいる脚本、みたいな感じで。作品としての評価は芳しくなくてもコアなファンが付くというかそこから俳優なりスタッフなりにファンが付くとそれはそれで作品として成功だと思うし。実際のところはそうでもないのかもしれないが。「リアル鬼ごっこ」とかどうなんだろう。