や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

SHUFFLE! MEMORIES 最終回

「あたまカラッポのほうが、夢詰め込める」と雪之丞が詞を書き、ヒロノブが歌った。詰め込む夢がなくたって、どうでも良いことで頭の中を満たすよりもカラッポの方が生き易い。そう思う。頭がカラッポになったとき、カラッポにさせられたとき、人は何を思うのだろう。最終回という名の番外編(あるいは番外編という名の最終回)を見ながらそう思った。考察することなんて無意味だ。ただ流れてくるものを受け入れれば良い。それ以上は労力の無駄なのだ。
とはいえ、番外編という一見蛇足とも思えるエピソードからスタッフの各キャラに対する思い入れが見えてくるもので。
楓:後半からやっぱり最狂サイコヒロインになる。頭を落としたウナギの断面をわざわざ見せるところにスタッフの底意地の悪さが垣間見える。
シア:積極的な性格のせいかどうにもエロ担当。クライマックスでもちゃんと仕事をこなす。
ネリネ:ストーリーの都合上早々に出番がなくなるので本編同様やや影が薄い。巨乳なことをやたらネタにされある意味不憫。
亜沙先輩:他のキャラほどとんがっていないので一番安心して見ていられる。サイコモード楓の相手をさせられるのは相変わらず。
プリムラ:稟の影響をモロに受けたせいか、すっかり黒くなってしまった。
稟:時間とは残酷なもので、すっかり杉田智和の演技が濃厚になってしまったために稟というよりも「Kanon」の祐一っぽくなっていた。それはそれで良いんだが。