や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

オタク君を狙うべしぃ?

オタク君を狙うべし!(http://girls.www.infoseek.co.jp/love/shimada/column/094.html)

今はドラマ「電車男」に象徴されるように、オタクブームよね。

冒頭の時点で「これはキツいなぁ」という感想を抱き、同時に木の実ナナの声が似合うなぁという印象もあったのですが、

「最終的に信じられるのは自分だけよね」
なんて強がり言っていても、本当は絶対に他の誰かを信じたいと思っているものじゃないですか。それは先行きが不透明なこの時代においては尚更よね。
でも“いいな”と思う男のほとんどは結婚していたり、嘘つきだったり、浮気男だったりで、心から信じることはできない。
そこへきてオタク君は、結婚していないし、嘘つかないし、浮気しないし、絶対にどんなことがあっても一途に思ってくれる、自分以外に信じることができる唯一無二な存在になり得るのよ。

これはキツいなぁ。この理屈は「オタク=非モテ」であることを前提としているのですが、オタクだってオタク(モテ)とオタク(非モテ)が存在し、普通の人間なわけですから、結婚するしている人はしてるし、嘘ついて許されるならつくし、浮気する人はするし、相手のことを一途に思わない人だっているわけで、すべてのオタクが見せかけの愛に隠された打算の奴隷になれるわけではないのです。なので狙うべきはオタクではなく非モテではないかと思うのですが。むしろ、非モテに限定したとしてもここまでガッチガチな人は少数派ではないかと思います。まぁ非モテは理由があって非モテなのでわざわざ非モテを狙えなんて読者をバカにしたようなこと書くわけも無いのですが。

まぁ、それでも人間本質はそうそう変わらないだろうけど、女には母性があり、それはできの悪い子に対して余計に発揮されるものだから、偏ったオタク君を温かい目で見守り、育てる母のような気持ちで受け入れることはできるはずなのよ。この気持ちが大事なのよ!

というわけで、この文章は根底に(というか表面にバシバシ浮き上がっていますが)オタクに対するあんまりな偏見が存在し、それを基にして構成されたもので、しかもこの文章の読者として想定されているのは私のようなオタクではなく女性。あくまで女性を上位に配置し、オタク狙っとけというタイトルの割にオタクを徹底的にバカにしているような内容なのも想定している読者に対する受けを重視しているので仕方ないかと・・・とでも言うと思ったかバカめ。バーカバーカバーカ!ナンダヨー!劣化した鈴木その子みたいなツラしやがって。ヌガー!

今やオタク人口は280万人を突破したとのこと。つぶしが利いて、信じられる男がこんなにもいるのよ。独身女性たちよ、ここを狙わない手はないでしょう?

で、オタクはあんまりツブシ利かないと思います。