や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

この胸いっぱいの愛を

特に注目すべきところもなく、ものすごく軽く作ったように感じる映画。改変期のスペシャルドラマでも十分な内容。爆笑できるかと思ったが、伊藤英明ミムラが意外とちゃんとしていたので笑えず。ミムラは別に柴咲コウでもいいですけどね。でも柴咲よりもミムラの方がギャラは安いか。
内容は「逆黄泉がえり」。エンディングも大体同じ。残された者の独白でシメるのも大体一緒。しかしこっちの作品の方が残された者の切なさは大きい。この余韻のままエンディングを迎えてくれればそこそこ評価できる内容だっただけに、最後のシーンは不要。というかあの映像の意味が解らない。自ら余韻をブチ壊している気が。一度生きる気力を失ったものが再び歩き出すエンディングを求められているのに、なんか現実から逃避したように感じるラストシーンだから、そこで脱力してしまうのかもしれない。