や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

真・北斗無双が「重たい」件

評判が良いらしいので、買ったんですよ。

真・北斗無双(通常版)

真・北斗無双(通常版)

前作「北斗無双」に対して動きキビキビ、ボリューム大幅アップ、キャラのリーチが長くなったので爽快感アップだそうで、確かに素手キャラなのにリーチの短さを感じない、無双シリーズの爽快感を継承した出来になっていた。
そしてストーリーのボリュームがハンパない。ラオウ編はもとより天帝編修羅の国編に加えてボルゲ編までサポート。特にボルゲ編はゲーム化されたのが今回が初めてのはずなので、数ある北斗ゲーの中でもかなり重要なポジションに位置する。
アクション面のシステムはアクションゲームとして気持よく操作できる範疇の中でまとめられており、成長システムはアレだが「ガンダム無双3」の設計書システムに比べればまだ納得できるレベル。
と、個人的には北斗ゲーの中でもトップクラスの作品なのだが、なぜかやる気が起こらない。ボリュームが多すぎて重いのだ。
長大なストーリーな上に各エピソードも丁寧に原作ネタを拾っているのでストーリー再現度は高いのだがその分重い。幻闘編という原作非準拠ながら原作で語られなかった部分を補完するようなエピソードもあり、雰囲気は良いのだが大量にあって重い。良いゲームなのだが重厚感がありすぎて軽い気持ちでPS3の電源に手が伸びないのだ。
そしてトキとジャギが強い。トキは病気持ちでゲホゲホしちゃうけどデフォルトで飛び道具があるのでザコをまとめて昇天させるのが圧巻。ジャギはボスとして登場したときが強く、ショットガンやロケットランチャーがとても痛い。原作では拳法家なのに武器に頼る、というのが弱さの証みたいに扱われていたのだが、本作では間違いなく北斗神拳伝承者より銃火器を持ったヤツのほうが強い。