や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

PS4を修理に出した話

実のところ症状自体は購入直後から起こっていた。症状とはスタンバイモードから復帰させると青ランプから電源が落ちるというものである。その後は電源を入れても一瞬だけ青ランプが点灯した後に電源が落ちるのだが、コンセント外して約10秒以上放置してから電源を投入すると復帰する。まあ放電させれば良いというのは何となく分かる。

似たような現象はPS4発売直後から良く見かけた(「Blue Light of Death」とか言われる)のだが、スタンバイモードからの復帰限定という話は見たことがなかった。加えて初期不良っぽい話なのだが私の場合は発売から1年以上過ぎた2015年12月。初期不良と言うにはちょっと放置しすぎではある。

ずっとこの放電作戦やスタンバイモードを使わない方向でしのいできたが、半年近く前に間違えてスタンバイモードにしてしまった後からの復帰で現象が発生し、それ以降電源が入らなくなってしまった。PS4の製品保証期間は、3年保証サービスに申し込んでなければ1年。購入後1年ちょっとで電源が入らなくなるというナイスソニータイマー。こちらとしては操作上の落ち度は一切無いという認識であるため、非常に不本意ではあるのだが修理に出すことにした。

手順としてはPS4サポートページにあるように、事前にカルテを記入し、PlayStationクリニックに送付という流れ。その後、修理費用の連絡が来て修理済みPS4の送付と引き換えに修理費用を支払う。

修理費用一覧によると電源周りの修理は7560円か19440円。運が良ければ7560円かとも思っていたが、症状的にどう考えても基板。案の定メイン基板交換とのことで19440円の支払いとなった。いっそ新品を買い直すかとも思ったが、1TBモデルの定価は34980円。修理費用としては少々金銭的負担が大きいが同じモデルの新品を買うなら買うでより金銭的負担が大きく感じるこの絶妙なバランス。このバランス調整はゲームで味わいたかった。

修理して帰ってきたPS4は電源周りのトラブルを一切起こさず、ちゃんとスタンバイモードから復帰する。やっぱり設計上のミスなんじゃねーの?と思ってしまう。今思えばXbox360RRoDに対するMicrosoftの対応は神だったんだなって。

サポートページにある通り、HDDをつけて修理に出させられ、HDDの中身は完全に初期化されて戻ってくる。GREAT THINGやGIGANTIC BITEとのふれあいの記録ももちろん消されて帰ってくる。サポートページには予めバックアップを取っておけと書かれているが電源入らないから取れない。

しかし、落胆はない。こんな素晴らしい事って有りませんよ……だってそうでしょう?GIGANTIC BITEともう一度……もう一度タマの取り合いができる……。別に何度でもできるけどな。