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や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

メタルギアソリッド4

青野武といえば最近はキャンベル大佐だった。と言ってももう4年も前のゲームなのかこれ。

シリーズ未経験者には全くおすすめできない内容ではある。そして、シリーズ経験者であれば色々と感慨深い内容である。どうせならメタルギアソリッドHDエディションの発売に近い時期に発売すればよかったのに、という気さえする。
ACT1、ACT2あたりまでは面白い。相手が人間だし一応隠れて移動はしている。MGS3から敵から完全に隠れて移動するよりも道中の敵を行動不能にしつつ先に進むという要素が出始め、今作もどちらかと言うとMGS3寄りのバランス調整になっている印象が強い。ただ、今回はレジスタンスとPMCがドンパチやっている傍らでコソコソジョギングしながら進むというこれはこれで今までにないプレイ感覚がある。加えてドラム缶という攻守に秀でたアイテムもある。
ACT3からは確かにゲームとして楽しめる要素を残しているのだが、ストーリーが核心に向かっていくためかどうしてもムービー多めでPS3の前にいる時間の割にはコントローラを動かしている時間は少ないという印象。また、フラッシュバックの要素のせいでムービーシーンでもコントローラを離せないというのがちょっともどかしい。終盤ではムービーシーンが長すぎてPS3のワイヤレスコントローラの電源が自動で切れ、いざフラッシュバックという時にコントローラが反応しないこともあった。
ACT4はMGS1の舞台に飛び、HDグラフィックになったシャドー・モセス島で暴れられ、しかも様々な場所で過去作のフラッシュバックが見られるというファンサービスぶり。集大成感がハンパ無くなってくる。終いにはあれだけ壊しまくってきたメタルギアを操作して大暴れできるとか楽しすぎる。
今回の演出では2画面演出が光っていた。特に攻撃に耐えるミズーリの面々を映しつつマイクロ波のせいで電子レンジ状態になった通路をボロボロになりながら這ってでも進むスネークとか。しかもこのシーンBGMでメインテーマまで流れだすから盛り上がらないわけがない。プレイしているとスネークしか見えないので、同じ2画面演出でも雷電vs.ヴァンプはあまりちゃんと見られないのだけど、電子レンジスネークはイベントシーンみたいなものだからじっくり見られた。
過去作のゲーム的演出のリバイバルをやったり、相変わらず映画のオマージュを全面に出したようなムービーシーンをブッ込んだり、エピローグでミスリードさせてスタッフロールを中断、デブリーフィングに持って行くなど、やりたいことをやりまくってこれまで以上に何かおかしなことになってきている感じはするが、最後ということで許容できないわけでもない。スネークは最後に死ぬべきだったという意見は確かにそうだと思うが、あれで死んでしまっては救いがなさすぎるとも思う。死ななくても良くなった理由があまりにもご都合主義的ではあるしビッグ・ボスがキレイにピンピンしすぎなのも気にはなるのだが、ハッピーエンドで良いじゃん。