や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

twitterのコメント付きRTとかQTについての雑な感想とかなんとか

きっかけはコレ→広い視点で見ても狭い視点で見てもお前が悪いよ - Togetterまとめ

結論

あくまで個人としてのルールです。

  1. コメント付きRTは行わない。引用部分が必要なときは、元tweetのURLにする。
  2. 返信目的の場合は返信機能を使う
  3. コメント付きRetweet目的の場合、通常tweetに元tweetのURLを付加する。

以降、この結論に到るまでの経緯みたいなもの(長い)

コメント付きRTの問題点として私が考えていること

FooさんのtweetをBarさんがRTし、それをhogeさんがコメント付きRTしようとする場合、hogeさんのtweet

hoge's tweet RT @Bar: RT @Foo: Foo's tweet

になるのかなと思ったけど、愛用している夜フクロウの場合、

hoge's tweet RT @Foo: Foo's tweet

になっていた。FooさんのtweetRetweetしているわけだから間の人物が消えても問題ないといえば問題ないのだろう。
だが、tweetdeckというツールだと

hoge's tweet RT @Bar: Foo's tweet

となってしまうようで、これはもともとFooさんのtweetなのにBarさんがtweetしたかたちになってしまうので問題である。
もともとコメント付きRTというか非公式RTRetweetするユーザーの編集操作が介在するため、元tweetの内容が改変されていないことを保証しない。Retweetするユーザーは、その気になれば元tweetの内容を改竄して伝播させることもできてしまう。非公式RTの問題点としてかなり前から言及されてきたことである。
今回の場合はツールのバグというか仕様検討漏れによる問題と思われるので、ユーザーが故意に元tweetを改変したわけではないが、ツールが行ったことであるためツールを使用しているユーザーがそのことに気付かずに改変されたtweetRetweetされていくという問題がある。私の狭い観測範囲でさえもWeb(twitter.com)でtweetする人より何らかのツールでtweetしている人の方が多く、やり取りはコメント付きRTでやり取りされることが殆どである。通常使用する限りでトラブルが起こることはないだろうが、故意ではなくとも何かの拍子に元tweet部分を編集してしまい、それに気付かずtweetしてしまうケースはあるだろう。結構薄氷の上でコミュニケーションを取っている。

なぜコメント付きRTを使うか私が考えていること

なぜコメント付きRTを使うかと言えば、引用用途として非常に便利な機能だからだろう。RTそのものはあくまでRetweetであって、引用ではない。だが、元tweetに対して自分のtweetで言及する際にRetweetに自分のコメントを加えてtweetする方法が便利だったからコメント付きRTが使われるのだと思う。この辺はtwitter公式でRetweet機能を実装する以前の話なので、厳密なルールは存在せず、ユーザー同士の取り決めで成立していたという背景もある。
だから、引用目的のRetweetに違和感を覚えた人々によって、コメント付きRTをQTとしようとする提案もあった。ある程度の認知はあったようだがあくまでユーザー内での取り決めでしか無いので、提案に賛同してQTとして実装するツールが多数派にならない限りはデファクトスタンダードになることも無いだろう。
あと、返信をする際にどのtweetに対する返信なのかを一目でわかるように、という理由でコメント付きRTを使っているという人もいるのではないかと思う。実際私もそうだった(というか返信機能では返信元のtweetが記録されない仕様だと思っていた)のだけど、返信したときは返信元のtweetも情報として持っている*1。だから、返信のルールを守っていれば、別にRTを使わなくても言及しているtweet特定させられるし、その方が現状のRTの問題点を回避できるので仕様上は返信機能を用いるのが本来の用法だろう。
しかし、twitter公式も含め、一目で言及しているtweetがわかるようなビューになっていないためにコメント付きRTが重用される原因になっていると考える。

仕様としてどうすべきか私が考えていること

コメント付きRTするときに、元のtweet部分を編集できないようにツール側で制御する。でも本文部分をRTっぽく偽装することはいくらでも可能なので意味がない。やっぱりtweetに引用部分を持たせてはダメなんだ。tweet引用に代わる手段として、現状では元tweetへのパーマリンクを張るのがベストなのだろうけど、読みづらくなるのはある。
それにコメント付きRTとはいっても複数の使い道がある。引用付き返信(QTはこちらにあたるはず)とコメントを追加して拡散させる文字通りのコメント付きRTだ。目的が違う以上機能も分ける必要がある。
引用付き返信の場合、返信である以上、in_reply_toフィールドおよびin_reply_user_idフィールドに元tweetの情報をセットする必要がある。現在の仕様ではtweet中のどこかに@付きユーザー名があれば返信扱いになるとのことなので、返信用途とするためにはフィールドを埋めることが必要となる。
一方で、コメント付きRetweet目的であれば、in_reply_toフィールドおよびin_reply_user_idフィールドを空にすれば良いのか。

*1:Web上であれば「〜宛」の部分が返信元Permalinkになっている。in_reply_toフィールドとしてAPIでも取得可能