パトレイバー the movie 2とパトレイバー旧OVA5,6話の類似性みたいなこと

去る4/29にファミリー劇場で劇場版パトレイバー3作品を一挙放送していて、6時間ぶっ続けで視聴&2ch実況していたのだけど、その中で劇場版2は旧OVA5,6話を連想させるよねって話になって、別物の事件であることはわかっているのだけど、ストーリー的に繋がっているのかな？みたいな話をしていた。私はそれ以前に劇場版2は旧OVA5,6話のリメイクという印象を持っていた。

劇場版パトレイバー2って旧OVA版5〜6話のリメイクと言う感じがするな

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というのも、事件の内容そのものは警察対自衛隊という構図を演出される「movie2」と自衛隊の一部隊員によるクーデターで機能を失った警察「旧OVA」(と最後の警察組織として立ち向かう特車2課第2小隊)という違いはあるものの似ている部分が結構あるから。

• 季節が冬
• 第2小隊のメンバーが不在で居場所もバラバラ(旧OVAでは休暇, movie2では異動)
• 事件の首謀者がメンバーと過去に因縁を持つ人物(旧OVAは後藤の師匠, movie2は南雲と元愛人関係)でそれゆえに上層部から嫌疑をかけられる
• 特車2課も襲撃を受けて機能不全に陥るが、襲撃を受ける前にレイバーを1台退避させており、それが最終決戦での戦力に使われる
• 南雲:「私に手を触れるな！」
• いつもは職務に忠実な南雲隊長、上層部に反旗を翻し独自行動を取る
• そもそも、東京が戦場になる可能性がある状況で自衛隊も警察もその機能が麻痺した状態で、何かしらの事情で巻き添いを食わなかった特車2課第2小隊がその持ち前のチームワークとやんちゃぶりで事態解決の主役になる、というストーリーがもうそっくり

movie2では後藤隊長以外のメンバーがほとんど活躍しなかった。旧OVA5,6話も実質後藤隊長が主役なのだけど、そこは小隊メンバーが活躍する場面も用意されていた。movie2はチーム一丸で挑んでいたけど、旧OVAは遊馬、野明、山崎の東京到着まで時間のかかった面々と進士、香貫花、太田のもともと首都圏内にいた面々とで分かれて行動を起こしていたのでその分活躍の機会が多かったように思える。特に香貫花の働きが大きく、出前に変装して制圧されていた特車2課に潜入し、整備班とコンタクトを取ったり、米軍関係者から核ミサイルの情報の口止め料として武器を頂いてきたりと大活躍。香貫花の存在は偉大だった。そんなオチか。