や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ダライアスバースト

これが最後のDARIUS、、、多分。あくまでmay be。

Twitter / H_Ogura: これが最後のDARIUS、、、多分。あくまでmay be。 ...

「Gダライアス」において生命の誕生を見てから12年。メーカー的にももはや新作は無いと思っていたときに訪れたまさかの新作の知らせ。期待して待ったクリスマスプレゼント(有料)。今秋配信開始という触れ込みでありながら秋どころか今年の配信も怪しくなって来た(そして今冬に延びていた)「レイストームHD」よりも先に発売したのだった。

ダライアスバースト

ダライアスバースト

PSPで発売することに対して私はちょっと複雑な気持ちであった。主に画面の小ささに懸念を持っていた。ただ、ハード性能的には「Gダライアス」よりもハイクオリティなものになることは目に見えていたし、シリーズとしてはもともと3画面、2画面と横長画面が売りだっただけに16:9という画面比率はダライアス向けかな、という気持ちもあった。
懸念はまぁ当たっていて、画面が小さい故のこぢんまり感は避けられない印象。ステージ数も少なめでなんとなくSFCの「ダライアスツイン」を触っている感覚に近い。
タイトーシューティングと言えばバックストーリーや設定周りなのだけれども、相変わらず設定の作り込みはスゴく、直接ゲーム上に現れてこない設定が多い。最初から選べるレジェンドシルバーホークバーストの機体およびパイロットの設定は微妙にレイフォースっぽい。
今作の新システムであるバースト、「Gダライアス」のαビームほど万能ではなく、カウンターを当てるのが結構難しい。むしろ設置発射バーストの使い方が奥深く、攻撃に防御に役立ってくれる。システム上敵を倒し続けていればずっとバーストを使えるので、ステージ中から要所要所で使っていけば道中かなり楽になる。
パワーアップシステムも一見変わりないようで結構重要な仕様変更がある。ミサイル、レーザー、ウェーブという武装は変わらないが、一部敵弾に破壊可能なものがあり、ミサイルやレーザーでは破壊できるがウェーブでは破壊できないものが存在し、ボス戦などで意外と違いが出てくる。これにより今まで存在意義が無かったレーザーにちょっとだけ存在意義が生まれた。でもウェーブの地形貫通能力の方が魅力的なことに変わりはない。
楽曲は本作で小倉久佳の手を離れたが、思ったよりもダライアスっぽさを残しており、良い曲が揃っている。さすがZUNTATA。でもGreat Thing戦の小倉久佳曲とはやっぱり違ってて、さすが小倉久佳だった。
演出面ではZONE AではBGMが1ループ終わる頃にボス戦に入るようになってたり、最終面ではボス登場時に曲が盛り上がるよう序盤を調整するという「ダライアス外伝」っぽいことをやっていて嬉しかった。
ダライアスシリーズの正編と考えると物足りない部分があるのだけど、シューティングゲームとしてはモードが色々あって結構遊べて面白い。でもテレビ画面のサイズでプレイしたかったなぁ。