や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

「迷宮組曲」が20年経ってもやっぱり難しかった件

HUDSON Premium Audio Collectionで「迷宮組曲」のアレンジを聴いてからずっとプレイしたくてたまらなかったのだが先日バーチャルコンソールでプレイ&クリアした。
当時抱いていた印象は「敵の攻撃がいやらしくて難しい」、「Bダッシュ使いたい」、「奥が深そう」といったところで、大人になって多少はゲームも上手くなっているので結構簡単にクリアできるのでは?と高を括っていたがやっぱり「敵の攻撃がいやらしくて難しい」、「Bダッシュ使いたい」、「奥が深い」、「エンディングあっさりしすぎ」という感想だった。とはいえ、ステージのバリエーションが豊富で似たようなステージが一つとしてない点や音楽をモチーフにしているだけにこだわりを感じさせるBGMなど、褒められるべきところが豊富なしっかりとした作品に仕上がっている。
迷宮組曲にはもう一つ思い出があって。迷宮組曲にはスコアがない。まぁ同じステージに何度も出入りできるので敵倒し放題、一部ステージでは金も取り放題ということでスコアの価値が「スーパーマリオブラザーズ」以上に希薄だから存在しないのだろうが、昔雑誌に載っていた開発中の画面写真ではスコア表示があった。FC版「スターフォース」からの伝統であるところの画面上部中央に位置していた。タイトル画面の連射測定がその名残なのかもしれない。その話を当時の友人にしたら「スコアなんて意味ないじゃん」と至極当たり前の反応をされ、あまつさえウソツキ呼ばわりされてなぁ。「開発者もスコア表示に意味がないことを解っていたから製品版では外したんだろう」とかいくらでも言い返せたのに何であの時は何も言えなかったのか。という暗い思い出が。
そんなほろ苦いゲームですよ。「迷宮組曲」は。