や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

あしたの、喜多善男 最終回

周囲はともかく喜多善男としてはある程度決着がついた状態であとは生と死のどちらを選ぶのか、どう自分の人生にケリをつけるのかというところが見所だった。各々裏で思っていることはあっても喜多善男の人柄にすっかり魅かれているからただ単に死んでもやりきれなさだけが残るし、じゃあ生きてハッピーエンドなら良いのかといわれるとそれもなんか都合良すぎない?という感じでなぁ。
結末から言ってしまえばまぁ良い終わり方だったんだけど、個人的には自殺しないまでも殺されるオチを最後まで少し期待してて。この際ラストシーンで刺されてゴミ箱抱えて死亡でも構わなかったのだけどなぁ。あっさりした終わりかただよなぁ。それはそれで良いっちゃあ良いかもしれない。ハッピーエンドならスッとするし。
視聴率的にはかなり苦戦したらしいのだが、キャストにわかりやすい華があまりなかったのとつかみづらいストーリーのせいかなと推測。個人的な華は温水洋一。「ロス・タイム・ライフ」なんて温水洋一で占める割合かなりあるぞ。