や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

特命係長・只野仁スペシャル'08

特  命
だ  よ

自然が大好きな、アウトドア派です!

第3シリーズから1年後。とはいえ特に不安は無かった。で、やっぱりいつものように面白かった。エビさんのテレビでの仕事はもう只野だけで良いんじゃないかとすら思っているし、前半は突き抜けたギャグ、エロいのは22:00過ぎてからというのもいつも通り。

お前のここ本当に自然か?

エロでいえば只野よりも川崎麻世の方が活躍していた。多分カイヤに殺される。

聖バーナード病院/株式会社ロシアンルーレット

ギャグでいえば「相棒」をパクッたり藤岡弘、と化したりとやり放題だったのだが、単なる小ネタだと思っていた新人アナの新彼氏であるロシア人のイワン。これがまさか事件解決のヒントになるとはなぁ。只野にしては珍しい展開だと思った。

今の奴らは自分だけが良ければいいと思っている

多分20年後に只野やってもこんな調子だと思う。うわーそのころ柳沢きみおは80歳か。現時点で週刊誌での連載ではなくなっているので、連載を続けているのかどうかも怪しいのだが何らかの紙媒体で「大市民」ともども連載していそうで怖い。
で、ドラマ只野の脚本は全然原作を意識していないと思わせておいて終盤のセリフというか独白「今の奴らは自分だけが良ければいいと思っている」は今まさに柳沢きみおが「大市民日記」で飽きるくらい言わせているセリフ。柳沢きみおの作品をちゃんとチェックしていないと書かない脚本だ。それ故ドラマ中ではちょっと他の部分とマッチしていなくて違和感を覚える場面なのだが、それでも原作のテイストを入れ込もうとしていた脚本の心意気にちょっと感動した。

で、映画化決定って10ヶ月後かよ!

映画化の話を匂わせておいて全然音沙汰なかったので、これは映画化映画化サギだと思っていたがようやく映画化決定って12月公開かよ。今回のこの中途半端な時期のドラマスペシャルはパチンコ只野に関係してかと思ったが、パチンコのパの字も出てこなかったのでやはり映画化決定記念ということなのだろう。