や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

新語・流行語大賞

u-ryukogo.jp
いつものように以下コピペ

大賞
伊藤静病(あぁ俺のことさ)

トップテン
Nice boat.(School Days)
・ドッカッローリングドリーマーッ!!(ドカコック)
・ベッドはダブル、人生はシングル(只野仁の実況民の一人)
・私は弁護士だ。人助けはしないんだ。(ブーンドックス)
・このエコノミーども!(美少女戦麗舞パンシャーヌ)
・たとえびゃ(松本方哉)
・キノコゲーム(LIAR GAME)
・この世はアウェイ(さよなら絶望先生)
・こんな日はバス酔いでもしなきゃやってられないぜ(人造昆虫カブトボーグ V×V)

大賞:伊藤静

今年は不作だった。その中から絞っていったので選ぶのが大変だった。そんな中で、年頭から年末までコンスタントに活躍してきた伊藤静病がまぁ大賞かなぁというか、「釘宮病」が10万件近い検索ヒット数をたたき出すほど蔓延しているのだから、それよりも鋭利な切れ味というか鈍く心に響くというか、違いのわかるマゾにこそ感染して欲しい伊藤静病の将来を期待したいとネットの片隅でドMが叫んだという、そんなケータイ小説

Nice boat

この言葉だけを取ればどこぞの外人(?)が特に感情も無く書き込んだ画像の感想に過ぎないのだが、その後試写会を餌にしてもう一稼ぎしようとして自爆したメーカーや、放送自粛したテレビ局を散々批判していながらいざ放送してみればドン引きして「自粛して正解」という意見までアニオタに引き出させた予想以上の結末、本作とは無関係だが今年よく見たアニメ関係者の窮乏ぶりを示すブログエントリも含め、業界の暗部を象徴する単語じゃないのかとすら思えてくるがこれは考えすぎだろう。

ドッカッローリングドリーマーッ!!

「今年最もアツいマンガは何か?」と尋ねられたら私は間違いなく「ドカコック」と答えただろう。たった3回でもうマンネリ化の予感。それなのに面白い。そんなに頻繁に登場しなくて良いので、コンスタントに細く長く続けて欲しい。ドカコックを読んで季節の移り変わりを知る、とかそんな感じが趣があって良いんじゃねぇの?

ベッドはダブル、人生はシングル

「特命係長 只野仁」第3シーズンのエンディング曲がシャ乱Qの「シングルベッド」のカバーだったというだけで誕生したフレーズ。しかし、この短いフレーズに含まれる哀愁、孤独、そしてメタボ。日本語の可能性を見たような気がした。よくぞ日本人に生まれけり!ホント勢いだけだなぁ。

私は弁護士だ。人助けはしないんだ。

風刺、皮肉がてんこ盛りだった「ブーンドックス」において、弁護士という職業をここまでストレートに皮肉ったセリフはなかなか無い。こんなセリフ堂々と言われたら逆に惚れるわ。

このエコノミーども!

よくテレ東が放送を許可したなぁと思えるほどアバンギャルドな脚本で4〜6月を駆け抜け、そして突き抜けたパンシャーヌ。予算の無さを隠す気すらないほどチープな内容だったが、これでDVDが売れてくれたら次回作もあるかもしれないのだなぁと思うと応援せざるを得ない。でもDVDは買いたくない。

たとえびゃ

どうにも私の中では定期的に噛むという印象のある松本方哉。そのなかでも美しさすら感じさせる噛みっぷりで一つの芸術にまで昇華できるのではないかと思えるほど。今後の噛みっぷりにも期待したい。

キノコゲーム

恐らく今年のドラマで5本の指に入るほどの傑作で、そのドラマの実質的な主役を担ったキノコの存在があったからこそこのドラマを名作たらしめたといっても過言ではないだろう。ちなみに私は年5本もドラマを見るかどうか怪しい。

この世はアウェイ

自分の家くらいしかホームがないような気がする。一人暮らしでホントに良かったと思う。

こんな日はバス酔いでもしなきゃやってられないぜ

パンシャーヌすら通したテレ東が、暴力表現や性的表現があったわけでも、刺激の強い映像表現をしたわけでもないのに地上波放送にNGを出したという問題作。自棄になったが小学生なので自棄酒させるわけにもいかないのでバスで乗り物酔いさせようとする、という正直良い加減にして欲しい脚本が全編に散りばめられた傑作。後番組を落語の再放送にするくらいならカブトボーグの再放送やってくれよBSジャパン