世界樹の迷宮

あんまり静かというわけでもないブームを呼んでいる作品で、遅ればせながら買ってみた。

世界樹の迷宮(特典無し)

3DダンジョンRPGをNintendo DSに持ち込んだ理由はタッチペンにあった、ということでタッチペンでマッピングしつつダンジョンを探索するという方眼紙マッピング(ちなみにExcelマッピングもやったことがある)の楽しさとそれをゲーム画面上で行える便利さが融合しており、まさにNintendo DSで出るべくして出たゲームといえる。ドラマ性を削ぎ落としたストーリーやイベント、「君はこの水を口にしても良いしそのまま立ち去っても良い」といったTRPGのゲームマスターのような語り口のメッセージなど、懐かしいと思いつつも今だと逆に新鮮なテイストが何故か心地良い。
まだ序盤しかプレイしていないが、稼げる金に比べて宿代や蘇生費用が結構高いのと戦闘に結構歯ごたえがあるために一般的なRPGよりも宿の使用率が低く、結構粘ってから宿に泊まるようになる。こういう些細なことにも考えをめぐらせて行動させているときに何故か「ウィザードリィ」でパーティのうち僧侶だけを馬小屋で寝かせていた(他は寝かせない)のを思い出した。
最後までプレイしないとわからないのかもしれないが、それでも終盤は戦闘が作業になるとのこと。それは無理もないと思うがやっぱり法外に強力なモンスターを求めてしまうのだろうか。やっぱりイセリアクイーンか。