や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

麻雀格闘倶楽部DS

先日突如Amazonからの発送メールが届き、気づいたその日のうちにポストに刺さっていた(メール便だから)。

麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応

麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応

プレイした感覚としては、PSP版の方がプレイしやすいという結論に至った。理由としては以下の点。

  1. デュアルスクリーンであるがゆえの操作感の低下
  2. ネットワークプレイでのレスポンスの悪さ

1点目、Nintendo DSPSPに比べて表示解像度が低いため、どうしても牌の見易さという点でPSP版に劣る。それをカバーするために自分の手牌のみ、牌を大きく見やすく表示した上、タッチしやすいように拡大表示までできるようになっているのだが、それに目を奪われて他家の捨牌に目が行かなくなる。麻雀というのは自分の手牌と他家の捨牌とを瞬時に認識できないと意外とストレスがたまるもので、2つのディスプレイを行き来するのはなかなか厳しい。また、拡大表示できるのは自分の手牌だけなので他家の捨牌は当然見づらい。
2点目、全国対戦において、対戦相手を募集するわけだが、DS版はPSP版に比べて対戦相手の募集締め切りまでの時間が長い。どちらにしても時間内に対戦相手が集まらなかったら、その分はコンピュータが担当するわけで、どうせ集まらないのにいつまでも待ち続けなければならないのは結構苦痛である。実際、待ち時間が長すぎるせいなのか、対戦に参加しても4人集まらないのですぐに抜けていく人がよく見られた。この辺は本作に限らず、テトリスDSでも良く見られた光景なので珍しくは無いのだが、対人戦限定のものとは違い、不足分はコンピュータが担当するのだから、さっさと締め切ってコンピュータ戦をとりあえずやらせ、対戦相手が来たら乱入させるというPSP方式の方がまだ良い。プレイヤーに操作をさせない時間が長いのはインフラ的な問題が原因だとしてもゲームとして厳しい評価を下さざるを得ない。PSP版はネット対戦が有料だが、ゲーセンでプレイすることを考えれば大した額ではないし、待たされる時間が圧倒的に少ないのは大きい。
作品としては、Nintendo DSしか持っていなくて、麻雀格闘倶楽部に触れたい人なら買ってよいと思う。出来自体は他の麻雀ゲームより面白いだろうし。