や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

DQNが主役になる時代

疑惑の判定や親父のやくみつるとの口ゲンカなど話題をかっさらっている感のある亀田親子。試合以外の場面でのボクサーにあるまじき態度に怒りを露にする人もいれば、あれをエンタテイナーの行動として見る人もいるわけで、実際あの試合の視聴率は相当なものだったようでとりあえず視線を集める力はあるといえます。ボクサーが視聴率を気にするのは正直、どうかと思いますが。
この一連の出来事を通じて思い出したのが以下のエントリ。
ドラマ「アテンションプリーズ」にゆとり教育時代のニューヒロインを見る(http://pls.blog.shinobi.jp/Entry/19/)

DQN主人公の上戸が今日もひどかった。他社から引き抜きの話が来た教官の真矢みきに「どうせ給料倍になるから行くんだろ?」とタメ口で連呼。本当に「給料倍」「給料倍」しか言わない。徹底してDQNに描かれている。
なんでこんな奴が主人公なんだ? 今までこんなひどいヒロインはいなかった。

でもこれで良かったんだということに気付いた。
音楽もオレンジレンジ大塚愛、そして大貧民で負けてマジ切れする歌が流行る時代。今、時代はDQN、マスはDQNだ。DQN自民党、産業サブカルが民主党のような。
だからここにゆとり教育時代のリアルなニューヒロインが生まれた。今はけなげなヒロインが努力してがんばる時代じゃない。

あのDQNな態度があったからこそ亀田興毅はあそこまで注目を集めることができた。勝ち星なしの相手とばかり戦ってても注目を集めていた。「世間の注目さえ集められればボクサーとしての実力は二の次」というTBSの声が聞こえてきそうだ。
このDQNが主役の時代はあと2〜3年は続くだろう。なお、私のこの手の予想が当たったことは一度もない。