や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ぼくはまちちゃん!

はてブを見て興味がわいたので、簡単に集計を取ってみました!

"マイミクさんの日記に「ぼくはまちちゃん!」というタイトルがあったら絶対にコメントしないでください!!!!"で検索。日記に書いている人のみ対象。
ウイルスだと信じている:1340
ウイルスかもと疑っている:4
ウイルスじゃないと知っている:15
2006/06/21 1:30時点での集計

"デマ"、"ウイルスではない"、"ワームではない"と組み合わせて検索をかけてはみたものの、精度の高い結果を得るためにはもうちょっと細かくチェックすべきなのだが、この絶望的な結果の前にこれ以上調べても無意味かなぁというのが正直なところ。
今回の件でわかったのは、紹介制であるために相手を信頼してしまい、そのためにデマ情報を何の疑いもなく信じてしまうことでデマ情報が伝播してしまうSNSの持つ運営サイドでは対策不可能な問題、というのは既に語られているから良いとして、それ以上にCSRF脆弱性について解説していたITmediaの記事*1が多くのユーザーにほとんど理解されず、憶測のまま、しかもチェーンメール(じゃなくて「チェーン日記」か)だという認識のないままユーザーの手によって伝播していったことが問題だろう。
チェーンメールという認識のないままチェーンメールに加担してしまうという事例はたくさんあるので免疫の出来ているユーザーも多いだろうが、日記になるとそういう意識がなくなるということだろうか。いや、ひょっとしたら今でもチェーンメールは通用するかもしれない。「鉄腕DASHで何人までメールが続くかという企画を行っています!」とか「5人に出さないと不幸になるメール」とか日本のどこかで細々と続いているかもしれない。後者なんて不幸の手紙と一緒なのにな。
それにしても、事態を理解せず憶測のままデマを広めていく恐ろしさは肝に銘じておくべきだろう。今回は幸いmixi運営サイド以外には実害がなかったものの、同様の手段でもっと大事にすることはできるわけだし。
ところで、ワームと信じていた人の中に「職業:IT関係」という人がいて絶望した!ま、IT関係といってもいろいろあるし〜。

*1:ITmediaの記事をソースに出して、「2ヶ月前に対策しているようですね」と書いている人がいたが、記事の日付を良く見てみよう