や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

必殺裏稼業

CMを見ていて実は結構欲しかったりする。時代劇を見ることはあまりないのだけど、時代劇の持つ雰囲気が結構好きである。しかし手元にある時代劇ものといえばヒューマンの「猫侍」のみ。時代劇だが登場するのは猫又。猫独特のあのふくよかな頬っぺたを再現するためにポリゴンをつぎ込んだというすばらしい作品。時代劇ものとしても雰囲気作りが上手く、生活感も出ていて親しみが持てる。ゲーム自体はプロローグとエンディングだけが決まっていて、その間を数々のイベントでつなげていく、恋愛要素のない「ときめきメモリアルみたいな作品。前に紹介したときにもそんな表現を使っていた。アドベンチャーゲームとして決して駄作ではないのだが、当時のヒューマンには「御神楽少女探偵団」というアドベンチャーゲームの本命が存在していたために「猫侍」は日陰的な存在に。その「御神楽少女探偵団」もヒューマン消滅の際に版権をエルフが獲得し、エロゲーになってしまったところに儚さすら感じる。「猫侍」の版権なぞどこも買わないか。
御神楽少女探偵団」のシナリオ担当の河野一二三氏が「猫侍」のシナリオも担当しており、彼がエルフに渡って「新・御神楽少女探偵団」を書いたというのも因果だ。
「猫侍」も今プレイしたらきっと・・・。ってなぜか「猫侍」の話題に。