や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ジョン・ウーの三国志映画って

バットマン ビギンズ」を見る限り、ハリウッドは渡辺謙の扱いに困っているのではないかという気がしないではないが、この「ジョン・ウー」、「三国志」、「渡辺謙曹操」、「タイトルから見て題材は赤壁の戦い」という組み合わせはどうなんだろう。
私は「ウインドトーカーズ」を見ていないのでジョン・ウーといえば、「二丁拳銃」、「スローモーション」、「鳩」というイメージしかない。勿論、これは最初からあったわけではなく、これらの要素が一体化したのは、「狼〜男たちの挽歌 最終章〜」あたりで、アメリカに渡ってからの「フェイス/オフ」で完全に様式化したものと思われる。
で、この「スローモーション横っ飛び二丁拳銃with鳩」という様式はどれ一つとして三国志の世界観に当てはまらない。短絡的に考えて、炎上する船団で片手で扱える弓(ボウガンみたいなの)を二丁持って横っ飛びしながら連射(できねーよ)して鳩。という映像が浮かぶ。そんなこと誰ができるんだよ。