や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

「汚名挽回」と真顔で言ってしまうオトナになりたくない

私は「汚名挽回」という言葉の誤りを「第4次スーパーロボット大戦」のあしゅら男爵破嵐万丈のやり取りで覚えた。ゲームって結構勉強になるときがあるものだ。

若者の方が正しい使い方をする人が多く、文化庁は「中高年は言葉を知っているがゆえに、混同してしまうのでは」と分析している。

つまり、言葉を知っているけど、意味と合わせて覚えているわけではなく、単に朧げな語感だけで身についたように思っているから誤用するということか。記事中の「汚名挽回」とか「青田刈り」とかは言葉の意味を吟味すればありえない表現だということがすぐ解るわけで、例えば「汚名挽回」について、「汚名」という言葉の意味を知っているし、「挽回」という言葉の意味も知っているけど、「汚名挽回」と誤用してしまう人っていると思う。こういう人が、先ほど記した「言葉の意味を吟味せずに使ってしまう人」である。
以下にこの手の話題で絶対に出てくる誤って覚えやすい慣用句を並べてみたりして。

  1. 気の置けない人(「気を許せない人」というような意味で覚えていたらアウト)
  2. 情けは人のためならず(「人に情けをかけるのはその人のためにならない」という意味で覚えていたらアウト)
  3. 的を射る(「的を得る」で覚えていたらアウト)
  4. 正鵠を射る(「正鵠を得る」で覚えていたらアウトだが、「的を得る」ほどのアウトではない)

まだまだありそうだが思い浮かばない。