や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

トレインマン

ハリウッドリメイクされたらこれくらい直球勝負なタイトルになりそうだ。でもアメリカにああいう出会いがあるのかどうか謎。ニューヨークとかだとどうしても地下鉄のイメージが強い。ホラ、落書きがアートだって言われるある意味無政府状態のアレ。しかし電車の中で酔っ払いに絡まれるというのも想像できない。絡んでくるとしたらむしろヤクチュー君の方が私にはリアルに感じる。そんなヤツに真正面から挑んじゃダメじゃないか。そのヤクチュー君を窘められる人間なんてアーノルド・シュワルツェネッガーとかスティーヴン・セガールくらい強くないとダメかな。じゃあセガールに決定。主人公はめがね取ったらイケメンって設定だから、ユアン・マクレガーあたりが落としどころか。
それにしてもアメリカのオタクってどんなのだろう。オトナなのにコミックやアニメが好きってことになるのだろうけれども、彼ら基本的に男女問わずにマッチョが好きそうだから、男の場合は「サイロック萌え」とか「ストーム萌え」とか「ララ・クロフト姉貴萌え」という感じになるし、女は「ウルヴァリン様〜」とかになるのか。ダメだ。基本的にアメリカに関しての知識が乏しすぎる。やはりアメリカで暮らしてアメリカの空気に触れないと理解できないのかもしれない。オタク文化というものがあるにはあるだろうとは思うのだが・・・。
前置きが長くなってしまったが、漢字で書くのもイヤになってしまったので英語風味で書いてしまったが、ネタは勿論あのドラマである。
ドラマの第1回というのは、主人公がどういう人間なのか、とか主人公の置かれている環境など、説明的な部分を組み込みつつ、如何に視聴者を引きつけ、来週も見たくなるようにさせるかという重要な回である。言わばどれだけの視聴者を取り込めるかというのが初回の役割である。それなのに、本ドラマの第1回は原作になかった部分を強引なまでに広げ、製作者の肥大化した偏見がそのまま盛り込まれており、出来るだけ多くの視聴者の取り込むどころか、最初の10分で視聴者に踏み絵を踏ませているような状態。スマン、ツラい。これ原作を全く知らずに話題性があるからっていう理由だけで見た人にはかなりキツいだろうなぁ。サンボマスターをエンディングに採用したのにも製作者の悪意を感じてしまうのは考えすぎか。
チビノリダーは今後イケメンになれる要素が見当たらないし、ここまで人間として最下層に位置しているような描かれ方をしているのに今後どうフォローすればいいのか。白石美帆は演技じゃなくてマジで嫌がっているんじゃないかというくらいリアルな演技だったし。
で、私がもしエルメスなら、チビノリダーやもこみちなんて選ばすに、あんな大作アスキーアートを手打ちで作ってしまう小栗旬を絶対選ぶ。基本的小栗旬山田孝之が良い。でもテレ東で放送していた「フレディVSジェイソン」を見るべきだったかもしれない。