や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ウルトラマンマックス

監督に金子修介、俳優陣に黒部進桜井浩子を迎え入れ、シルエット連発オープニングといい、ものすごく「ウルトラマン」&「ウルトラセブン」にオマージュを捧げている作品だと思う。これでハズしたらどうなるかわかってるだろうなという誰から誰に向けてなのか良くわからないけど、そういう雰囲気をちょっと感じてしまう作品だった。
その一方で、隊員たちの演技が基本的にヘタというのと、主人公が入隊試験で一回落ちているという、そのくせ初めて操作する戦闘機をちゃんと扱えたり、ウルトラマンが何者かという議論になったときに突然「彼は我々の味方です。」と言い出したり、呼び方をどうしようかという段でやっぱり突然に「マックス。」と自分で自分の名前を決めてしまうといったツッコミどころもまた存在した。
ところで、ウルトラマンシリーズの始まり方としては、大抵怪獣がらみで一回死んでしまったり、瀕死の重傷を負って、ウルトラマンの命と共有することで復活し、変身できるようになるというのが多い*1。そのうち、最終回でウルトラマンと変身する人が完全に分かれたケースというのはどうも「ウルトラマン」でしか発生していないようだ。しかもその時のハヤタは、第1話でウルトラマンと衝突する直前までの記憶しかなく、ウルトラマンとして活躍していた間の記憶が全くない。他のウルトラマンは分かれることなく地球から去っている。今回のウルトラマンもシチュエーション的には上記のウルトラマンシリーズに近いので、とりあえず最終回で分かれるのか分かれないのかが気になる。関係ないが、ウルトラマンが話しているときってなぜあんなに残響音がスゴいのだろう。「ゾフィゾフィゾフィゾフィゾフィ