今週は名場面である義経と頼朝の出会い。そのなかで頼朝の持つ指揮官としての資質が垣間見えるエピソードだった。例え兄弟といっても特別扱いしない頼朝の態度は、源氏の頭領としての優秀さを物語っていると思う。そして、義経と酒を酌み交わしたシーンは、義経に対する頼朝のコンプレックスが見えて面白いエピソードだった。
それよりも来週が気になる。嫉妬の鬼と化した北条政子がどのような動きを見せるのか、本編とはあまり関係のないエピソードに思えるのだが、そんなことは抜きにしてじっくりと財前直見のサスペンスドラマを見せて欲しい。
