最近中国から目を離せないのだが、中国で最も偉大な人物といえば、私は魯迅を挙げる。なぜならば、著作のタイトルに「阿Q正伝」などというファンキーなタイトルをつけるからだ。しかも主人公の名前が阿Q。人の名前に阿Qとつけるセンスはなかなかお目にかかれない。日本でも佐藤B作というかなりハイセンスな名前を持つ人物がいるが、これは佐藤栄作がいたからこそ産まれた名前なので阿Qには一歩及ばない。
それにしても考えれば考えるほどなぜ阿Qという名前をつけたのかわからない。中国という漢字の塊のような国だからこそ余計に目立つ。いや、ホントマジで阿Qって何よ？
