携帯でプレイしたいのは「スーパーマリオブラザーズ」

20年以上ゲーマーをやっていると、携帯電話の操作デバイスでゲームをプレイする気にどうしてもなれない。ひょっとしたらゲーム暦とは関係ないのかもしれないが、私は携帯電話のゲームをプレイしようという気になれない。さらに、RPGのようなゆっくりとした入力でも問題の無いゲームならまだしも、アクションやシューティングのような入力するタイミングが重要なゲームでは果たしてゲームになるのかと思ってしまうのだが、世間では大量のゲームアプリが出ているため、ゲームとして成立しているのだろう。
入力デバイスといえば、家庭用ゲームならば十字キーだし、アーケードゲームならばジョイスティックなのだが、ゲームというのは最初にリリースされたプラットホームの操作デバイスが最も適しているのだと思う。なので、アーケードゲームのそのままの(ここが重要)移植であればジョイスティックが最適だし、家庭用オリジナルのゲームであれば十字キーが最適である。表題に挙げた「スーパーマリオブラザーズ」は十字キーだからこそ楽しいのであって、キーボードやジョイスティックでは楽しめたものではない、と思うし、私の大好きな「ギャプラス」はジョイスティックだからこそ楽しめる。「ナムコミュージアムVol.2」の「ギャプラス」は横画面だからなのかもしれないが、プレイステーションのコントローラでは無理があった。
というわけで、私はわざわざ携帯電話でゲームをプレイしたいと思わないのである。