や16ぁ

やる気なんて初めから無かったんだなぁ

ドキドキまあちゃんゲーム

警視庁HPに「お使いゲーム」=小学生に路上での危険訴え
今一番アツいゲームといえば「ドキドキまあちゃんゲーム」だ。好奇心旺盛で怖い者知らずなまあちゃんに襲いかかる不審者から逃れつつ無事に買い物をさせる、アドベンチャーゲーム(一部誇張アリ)である。このまあちゃん、小学生なのだが、なぜか「○年生」と学年が伏字になっている。別に何年生でもよいのだが、学年を伏せる理由は如何に。
さて、本作には様々な不審人物が登場するが、本編以外に強烈な不審者が登場する。彼は本編でこそまあちゃんのジャマをしないのだが、欄外でジャマをする発言をする。この不審者の名前がヤクチューというのは如何なものかと思うのだが、彼はその後まあちゃんの買い物をジャマしようとしたかどで逮捕されてしまい、KEEP OUTシールまみれにされてしまう。本編以外の部分でも非常にアツいゲームだ。
このゲームのこだわりはそれだけでない。この手のゲームでは珍しく、ステージごとに違うアレンジの楽曲を鳴らしているのである。オルゴールっぽいアレンジや弦楽っぽいアレンジなど飽きさせないかどうかはともかく、多彩なアレンジである。しかし、これはページごとのデータサイズを増やす原因となっており、ただでさえアクセス過多で繋がりにくくなっているというのに大した自信だなと思わせる面もある。実際、何度もDNSエラーやタイムアウトを繰り返した結果、クリアまでに一時間以上を費やすという結果になった。flashにしたほうがはるかに出来の良いゲームになっただろう。
本編では間違った選択をすると誘拐されたり手錠をかけられたりするわけだが、子供向けコンテンツでありながら下着姿にされるという結末まで用意されており、なかなかにハードな展開であると思った。期せずしてネタバレをしてしまった。申し訳ない。
本作は、開発コンセプトからみて、私のようなプレイ態度は邪道にもほどがあると思うのだが、子供への防犯意識の植え付けという意味ではまぁあってもいいくらいのレベルではないかと思う。